すなお続 (桃赤) (ページ11)

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(大毅side)

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夕飯とお風呂を済ませ望の部屋、俺のいつもの定位置に座って望とおしゃべり中

今日一日あったこととか、流星とか濱ちゃんとかの話とか

そんな他愛の話をたくさんしてころころ表情を変えて話す望が可愛くてたまらない

桃『そーいえばさ、体育ん時大毅こっち見てたやろ？』

赤「ん？あー、たまたまな。笑」

なんて愛想笑いしてかわす

やって言いたくないねんもん

望とのお泊まりにそわそわしとって授業集中できなかったことも、キャーキャー言われとる望に嫉妬しとったことも

桃『じゃぁ、俺がシュート決めてたの見てた！？』

赤「やから授業やったからそんなちゃんとは見えへん」

桃『えぇー、なんやぁ』

明らか落ち込む望にほんまのこと言ってあげようかと思ったけど嫉妬したんやもん

内緒にしたるわ

桃『流星とな、大毅と淳太の席が窓側やからもしかしたら見てくれるかも知れへんなって頑張ったのにぃ〜』

その言葉だけで嫉妬した気持ちがどこかに飛んでくぐらい嬉しくなる

やってあの女の子たちがキャーキャー言ってた望は俺のために頑張ってシュート決めとって

なんかそれって恋人として優越感ってやつなんとちゃうかな

言葉ではうまく伝えられないから

桃『だいき！？』

赤「う、ほんまは見てた。望が1番…かっこよかった。」

ぎゅっと望に抱きついて耳元でほんまのことを伝える

最後の方はほんまに小さな声になってもうたのに望の耳にはちゃんと届いたみたいでぎゅっと望に包まれた

桃『あーもー、可愛すぎんねん！』