マーガレットの恋 (黄×赤)

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重「あーあ、会社行きたない…」





そんなこと思ってても休めるわけもなく。





重い体をなんとか動かし会社へ向かった





社内に入るとなんだかんだ騒がしくて周りの人に何があったか聞くと人事が発表されたそう





あ、そういや今日だったかもしれへんなぁ







なんて呑気なこと思っとった






今日から俺も主任になる




淳太は副社長か…




淳太に追いつけたと思って嬉しかったはずの主任への昇進も







淳太にもらったボールペンも






今はただ全部虚しいだけ





淳太に昨日のこと聞きたい。




せやけど怖くて聞けへん






もし別れ話やったら？







そんなことばっかり頭にあって





重「はぁ、淳太に会いたいな(ボソッ)」







中間副社長としてやなくて、恋人の淳太に






そんなこと考えてたら前から大型犬が走ってきた





小「重岡さん！！主任なったんすね！おめでとうございますっ！」



重「ん、ありがとう小瀧」




小「あの、今いうことやないんすけど俺、ちゃんと流星と向き合おうと思います。




ほんま色々ありがとうございました」




重「そっか…がんばって良いよ！






どんな流星も受け止めてやってあげて？」





小「はい！もうこわいものなんてないっすから




二度と流星のことなくしたくないんで。




あ、そういやさっき中間副社長が重岡さんのこと探しとりましたよ。




全然メール返してくれへんって」





重「え…。メールなんて届いてへんけど…？」







小「え、ほんまですか？？？」





重「まぁ、ええや。ありがとう小瀧。」






そう言って小瀧は自分の部署に戻って行った









淳太からメールなんて来てへんけどどういうことなんやろ？





淳太は嘘つくような人やないし







そもそも嘘を小瀧に言う必要もないのに





最近連絡つかへんことと関係あるんかな_________？

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