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結局中間部長から渡された仕事は中々終わらず残業…
やっと仕事が終わって時計を見ると9時ちょっとすぎ
10時には警備員さんが見回りに来るからそれまでに急いで出ないけへんと思い慌てて準備した
会社を出ようとしたその時見慣れた愛おしい背中が見えた
それを見ただけで今までの疲れとか全部吹き飛んだ
淳太は今俺に背を向けとるから俺にはまだ気付いてへんはず
せやから後ろから脅かしてやろう、そう思ったときだった
会社の壁が死角になって見えへんかった淳太の隣に女の人の存在が見えたのは
その女性は淳太と腕を組んで仲良さそうに話しとった
淳太にお似合いの気品がよくて優しそうな人
絵になると言う言葉がふさわしい2人やった
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悔しかった
あの人より淳太のこと知っとるつもりやし
俺の方が淳太のこと好きやもん
せやけど俺に持ってないものあの人は持っとる
淳太の未来も、この会社の未来もあの人となら見ることができる
何より、俺の見たことのない優しい顔で笑ってる淳太の顔が頭から離れなかった
気がついたら見回りの警備員さんが来とってその時に泣いてることに気がついた
そこからどうやって帰ったかなんて覚えてへん
せやけど携帯に珍しく流星から着信があったのは覚えとる
俺もこんな風にまっすぐ愛されたかったなんて思いながらベットに横になった
無意識に淳太から借りパクしたスエットを抱きしめながら______________
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ぽてち - 対応有難うございます!注意換気みたいなコメントになってしまった為、申し訳ありませんが私のコメントを消して頂きたいです。ログインしていないので自分では消せず、スミマセン。更新頑張って下さい! (2019年12月20日 23時) (レス) id: 5b409b994b (このIDを非表示/違反報告)
ふぉん(プロフ) - ぽてちさんコメントありがとうございます!ご指摘いただいた部分変更させてもらいました。ありがとうございますっ! (2019年12月20日 22時) (レス) id: c91c0e514e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぉん | 作成日時:2019年11月10日 12時