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俺が淳太のことを尋ねると2人は顔を歪めた
そして小瀧が小さくため息をついて俺が事故にあってから今日までのことを話してくれた
あの日、事故にあった日淳太が一緒に救急車に乗ってくれたこと
俺は約半年も眠っていたこと
淳太の婚約は破棄になったこと
会社の経営状況が悪くなって淳太はアメリカ支店に短期出張してること
小瀧は流星を連れて自分の会社に戻ったこと
淳太はアメリカに行く日まで毎日俺の見舞いにいてくれたこと
小「淳太のアメリカ行きのこと止められなくてすみません…」
小瀧はなにも悪くない
そんなことわかっているけど小瀧の隣には恋人である流星がいて
小瀧が辛い思いしてもきっと支えてあっていて
それが無性に羨ましくて返事できなかった
俺が黙ったままでいると
藤「来週、淳太日本へ帰ってくるんよ。
淳太にあってくれへんかな?しげ…」
俺やって、会えるもんなら会いたい
けど淳太はそんなこと望んでない
やから俺が目を覚ます前にアメリカへ行ったんやろ
どうせ…
俺のことなんて
俺になんて興味あらへんのやから…
重「…もう淳太に会うつもりはないから」
シーツを握り締めながら出した言葉は震えていた
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ぽてち - 対応有難うございます!注意換気みたいなコメントになってしまった為、申し訳ありませんが私のコメントを消して頂きたいです。ログインしていないので自分では消せず、スミマセン。更新頑張って下さい! (2019年12月20日 23時) (レス) id: 5b409b994b (このIDを非表示/違反報告)
ふぉん(プロフ) - ぽてちさんコメントありがとうございます!ご指摘いただいた部分変更させてもらいました。ありがとうございますっ! (2019年12月20日 22時) (レス) id: c91c0e514e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぉん | 作成日時:2019年11月10日 12時