episode 32 ページ33
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【 Ren side 】
『 おはよう永瀬くん 』
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一週間前に出会った彼女。
名前は白石A。
出会いは偶然、
満員電車の中でたまたまぶつかった。
カールのついた茶髪のロングヘア。
薄手のピンクのニットに、
膝まである紺色のスカート。
服装にしても、顔にしても。
はっきり言って超タイプ、まさにそのものだった。
初めまして、と彼女は言った。
でも何処かおかしい。
その顔には見覚えがあった。
思い込みか、はたまた似ているだけか。
彼女は謎が多い。
まだ出会って一週間しか経ってないとは言え、
絶対領域のような壁が貼られている気がする。
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「 永瀬くんは可愛いよ 」
そう言いながら笑ったAさん。
俺なんかより彼女の方が可愛かった。
一瞬にして心が鷲掴みにされた。
心臓のあたりがなんだか熱い。
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紫「 何ニヤニヤしてるん？ 」
ニヤニヤ？まさか。
「 してへんよ 」
撮影終わりだろうか、
紫耀は上半身裸で楽屋に帰って来た。
俺の着替えどこやっけ〜、と
持ち前の天然ぶりを発揮している。
紫「 スマホの画面見つめてニヤニヤしてたやん。
俺見てたからな？ 」
「 してへんしてへん 」
画面にはAさんとのライン。
“ 追加したよ。よろしく ”と言った無難な文面。
これ見てニヤニヤとか
俺相当やばいな、と心の中で笑う。
紫「 …女か？ 」
「 ……うっさいわ、 」
紫「 ほぇ〜女かぁ〜〜 」
紫耀にはバレバレなようだ。
程々にしろよと肩をポンと叩くと
彼は更衣室へと向かって行った。
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白石A。
出会いは偶然？
それとも必然？
または、誰かによって造られた？
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「 楽しみやな、Aさん 」
俺はそっと画面を閉じた。
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この作品を投稿して10日ほど経ちましたが
評価200票越え、お気に入り1400人越え…
とても驚いています、、、
想像していた以上に反響があって嬉しいです。
ありがとうございます:;(∩´﹏`∩);:♡
これからも期待に応えられるよう頑張りますので
どうかよろしくお願いします。
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いつでもお待ちしています( ; ; )♡
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かの(プロフ) - あいぷうさん» ありがとうございます！この作品めっちゃ好きなんで、体調に気をつけてこうしん頑張ってください！！ (2017年9月3日 16時) (
レス) id: 5ba1ee1279 (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - かのさん» 作者自身作品を進めていく中でストーリーを作って行っているので現段階では何もお答え出来ません。ごめんなさい（ ; ; ）作者もまだ未知な作品です、、オチを想像しながら読んでみてくださいね♪ (2017年9月3日 16時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - らむさん» 心温まるコメントありがとうございます（ ; ; ）嬉しすぎました、、更新率低くなっちゃってごめんなさい！楽しみにしていただけている方により早くよんで貰えるよう頑張りますね(^-^) (2017年9月3日 16時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
あいぷう(プロフ) - 日夏荼さん» ありがとうございます（ ; ; ）岩橋くんですか！彼も良い味出しますからね、少し検討してみます(^-^)これからも応援宜しくお願いします♪ (2017年9月3日 16時) (レス) id: 7c1a7d0db9 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 答えたくないなら答えないでください！これは、廉くんオチですか？ (2017年9月3日 10時) (レス) id: 5ba1ee1279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいぷう | 作成日時：2017年8月8日 14時
