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▶︎ REC ページ3

『ごめんなさい、遅くなりました!』

「Aちゃんおつかれさま」

『晴くん!遅くなってごめんね』

「ううん、バス遅れてたんでしょ?
 雨だし夕方は混むし、仕方ないよ」

『ありがとう〜忙しいのに都合つけてくれて申し訳ない...』

「いえいえ〜Aのためなら!
 それにmixさせてもらえるの嬉しいしね」

『頼もしいよ〜!!本当にありがとう!
 歌へただからうまく聞こえるようにしてね』

「そんなことないでしょ、何言ってんの!
 レコーディング見学させてもらうからがんばって!」



元々歌うのは好きだけど、かなり久しぶりで、
OKテイクがなかなか出せない・・・
なんでこの選曲にしちゃったんだろ〜〜


「一旦休憩しない?」

『そうする・・・歌って難しいね・・』

「ロビーの自販機に飲み物買いに行こ。
 こういう時は気分転換!」


15分休憩でーすってスタッフさんの声を聞いてから
晴くんとスタジオを出る




「この曲難しい?」

『うーん、、』

「音域も問題なさそうだしメロディもちゃんと歌えてるように僕は聞こえるけど」

『なんかねぇ、腑に落ちなくて・・・
 違和感があるっていうか』

「なるほどなぁ〜」


なんて話しながら歩いていると
自販機の前に人影が見えた


「あれ、社長」

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作者名: | 作成日時:2022年9月23日 18時

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