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「あー！Aさん！いいところに」
スタジオにて長時間の収録を終え、廊下に出たところで
▶︎好きかもしれない ページ16
泥酔回です＾＾
「あー！Aさん！いいところに」
スタジオにて長時間の収録を終え、廊下に出たところで
剣持さんに声を掛けられた
『剣持さん？おつかれさまです』
「おつかれさまです！！
いま！大丈夫ですか！！！」
『え、あ、はい』
「この後用事とかあります？
こんな夜遅かったら用事ないですよね」
『は、はい....？』
ちょっと強引気味な剣持さんに連れられ
別のスタジオに入る
『え、何、お酒くさ・・・』
「あ！！Aちゃ〜〜〜ん」
『え？！』
スタジオの真ん中にはテーブル
テーブルには複数の酒瓶
そしてそれを囲む見知った人たち
『こ、これは一体、』
「ろふまおの収録だったんですが
僕以外全員お酒に呑まれてしまいまして...」
「Aちゃんこっちおいでや〜〜！」
『で、何でわたしを呼んだんですか・・・？』
「これから2次会やるみたいなんですが、
僕もう帰るので代わりが必要かなと。
いや〜助かった！ありがとうございます！
では僕はこれで！」
引き止める暇もなく剣持さんはスタジオを出ていってしまった。
スタジオで2次会・・・？？？
「Aちゃーん、これ美味しいから呑もう」
『わ、びっくりした』
「ん〜びっくりしたぁ？ごめんなぁ、こっちおいで」
見るからに顔は赤いし目が据わってる湊くんに手を引かれ、テーブルに座った。晴くんは床に寝っ転がってるし、加賀美さんはグラスに注がれたお酒をゆっくり飲んでる。
『あの、、収録でお酒を..？』
「そやねぇ、、たしか〜もちさんの企画？だったかな？
いろんなお酒あってさぁ、どれもウマいんよ！！！
Aちゃんにはねぇ〜 これがオススメ！」
『あ、ありがとうございます..
晴くんは酔い潰れちゃった感じですか？』
「んー・・・たぶん？」
(これどうやって家まで帰すんだろ・・)
・・・
「あ〜〜、、待って、ちょっ 横になるね」
『え？気持ち悪いです？』
「んーん、ねむい・・・』
『ちょ、湊くん...！』
ねむい、と一言呟いた湊くんはそのままわたしの太腿に頭を乗せるように倒れ込んできた
(まって、このままじゃ身動き取れなくなる・・！)
「峯邑さん、こっち」
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作者名：雨 | 作成日時：2022年9月23日 18時
