女子トイレ ページ33
＊
丸「みんなで写真撮ろー♪」
卒業式のために来てくれたマルちゃんが、ゴツいカメラを首から下げて来た。
焦げ茶色のシュッとした細身のスーツを着てるマルちゃんは、カッコイイ。
『撮る〜♡』
横「大倉おらんやん」
章「ほんまや」
亮「でも今日来てたで」
す「俺もさっき見た」
村「誰か電話してみぃや」
『A、その前にトイレー！』
東「あ、私も行く」
章「東先輩、お願いします」
東「はい(笑)」
小雪ちゃんと二人、シンとした校舎に入る。
東「なんかネズミーの時みたいだね(笑)」
『ほんとだぁ(笑)』
…なんて話ながら、外から一番近い一階のトイレに着くと、、
「さいってー！」
パシッて乾いた音と共に、中から女の子の声がした。
「私のこと、遊びだったんだ？
卒業するから、はい、さようならって？」
うわ、、修羅場だ……
小雪ちゃんと顔を見合せて、二階のトイレに行こうってアイコンタクトしてたら、、
「そもそも、付き合ってなんかないやん」
ん？ 聞き覚えのある声……？
「なっ、でも、、」
「それでもいい、言うたのはそっちやろ」
「っっ、最低っ！！」
パタパタと３年生の女子が出て来て、トイレの前にいた私達をキッと睨むと、走って校舎を出て行った。
「……はぁ、めんど、」
中からは、けだるい溜息が聞こえた。
『……大倉くーん！』
「うわぁ！！」
鏡で切れた口元を見てた大倉くんが、わたわたと驚いて、倒れそうになった。
「Aちゃん！？ なんでこんなとこに！？」
『ここは女子トイレです〜！！』
「あれぇ？ せやった？(笑)」
“間違えちゃったかなぁ〜”って、いつものように笑う、大倉くん。
東「いや、聞こえてたけどね(笑)」
大「うわ！ 東先輩まで、、」
東「今ので何人目？」
大「４…６人目？ わからん(笑)」
東「…大倉くんて、いつか刺されるよね」
大「ひっど！(笑)」
『マルちゃんがみんなで写真撮ろって！』
大「おん！ 撮ろ、撮ろ♪」
『トイレ行くから待っててねー♪』
東「……そんな最低な大倉くんだけど、Aちゃんだけには優しいよね」
大「最低って(笑) 東先輩にも優しいやろ〜？」
東「大倉くん、Aちゃんのこと本気なの？」
大「……やとしても、勝ち目ないやん。
万が一、章ちゃんがいなくなっても、亮ちゃんもおるし、、すばるくん達もおるしなぁ(笑)」
東「最強のボディーガードだね(笑)」
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すたば娘。(プロフ) - 亜季さん» うわ〜！！！まじですか！！３回なんて、そんな！！私恥ずかしくて読み返せません(←) 今必死に移行＆フラグの準備中なんですが気が向いたら読んでやってくださいー(。>д<) (2017年9月3日 23時) (
レス) id: f15bce3ba4 (このIDを非表示/違反報告)
亜季(プロフ) - こっそり公開されているフラグも読みましたが、私は好きですよー！読みたいですよー！３回は読みました。待ってます！ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 327514e65b (このIDを非表示/違反報告)
すたば娘。(プロフ) - 亜季さん» ご意見ありがとうございます〜(ToT)(ToT)やはりパスワードとか面倒ですよねっ(。>д<)楽しんで頂けるものが書けるようがんばります〜〜しかしフラグは特に自信ないです、、(笑) (2017年9月3日 22時) (レス) id: f15bce3ba4 (このIDを非表示/違反報告)
亜季(プロフ) - 番外編もフラグも楽しみにしています！パスワードない方が嬉しいです。 (2017年9月2日 15時) (レス) id: 327514e65b (このIDを非表示/違反報告)
すたば娘。(プロフ) - 亜季さん» シリアスと言える程のものかもわからないのですが…！なんせ作者がシリアスな人間ではないので(笑)勿論最終的には幸せにします！！！あはは(笑)確かに日常で二学期って単語使わないですよね(笑)私も似たような二学期を過ごしてきました、、(笑) (2017年8月30日 21時) (レス) id: f15bce3ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すたば娘。
| 作成日時：2017年8月11日 0時
