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相談 ページ3
＊
『小瀧、ちょっと話あるんやけど…』
放課後、教室を出ようとする小瀧を掴まえる。
「なんや、告白ならお断りやで」
『こっちこそお断りや』
「なんやねん。俺もう帰るんやけど」
『その〜相談があるんやけどぉ……』
「…今日、姉ちゃんがケーキ焼いとるんやけど、うち来る？」
私の話が長くなると踏んだのか、小瀧は時計を見るとそう言った。
『へ？小瀧んち？』
姉ちゃんがケーキ焼いてるって……
相変わらずやなぁ…
「別に嫌ならええけど〜」
『行かせて頂きます！』
「ほなはよ帰るで」
小瀧はそそくさと歩き出した。
そんなにはよ帰りたいんか…
このシスコンが！！←
「望」
「あ、流星、待たせた？」
「ん、」
「ほな帰ろー」
「誰？彼女？」
「アホ。生徒会長の彼女やん」
「……あぁ、淳太の」
ふ、藤井先輩！？
相変わらずのイケメンです、ご馳走さまです。←
…で、私達は何故か三人で小瀧の家へ…
＊
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作者名：すたば娘。
| 作成日時：2016年5月12日 19時
