東海物語。3

■プロポーズ大作戦。橙ver. ページ2

1度更新したのですが不手際で消えてしまいました…
前回と少し違う話で書きます、前回のものを読んでくださった方、混乱させてしまうかもしれません。
すいません(T_T)
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「てっちゃんおまたせ」

て「…ｯ」ｷﾞｭ

「わ、どうしたのいきなり」

て「全然会えんかったから…充電」

今日は数週間ぶりのデート。

お互い仕事が忙しく、なかなか会えなくて。

「へへ、わたしも充電」ｷﾞｭ

て「！もー！好き！」

「わたしも好き」

て「…なーに、珍しく甘えたさんだね？」

「会えないとやっぱり寂しくなるよ」

て「…今日はいっぱい遊ぼーね」

電話もろくにできなかったからか、年甲斐もなくつい寂しくなってしまって。

それに今日は、特別な日。

「はやいね、もう2年も経つんだね」

て「あーね。…Aちゃん」

「ん？」

て「今日は最高の日にするからね」

「え？う、うん」

なんだか今日のてっちゃんは自信満々。

わたしは会えただけでも嬉しいのに。

…なんて可愛いことは、年上のプライドで言えない、ううん、言わない。

「どこ行くー？」

て「お姫様が行きたいとこならどこへでも」

「なに？なんか設定あるの？笑」

て「ねぇノってよ〜笑」

「あ、ごめん笑」
「うーん…お腹すいたし、ランチはどう？」

て「お、いいやん…じゃなかった、いいですね」

「もー普通にしてよー」

て「うんそうする笑」
て「じゃランチ行こっか」
て「りょうにいいお店聞いてきてよかったわ」

「りょうのおすすめ？それなら期待高まるね」

て「俺の車だと目立ちすぎるから今日はとしみつに車借りたんよ」

「あ、やっぱり？見覚えあるなって思った」

て「えぇ、見ただけでわかるの？」

「たくさん乗せてもらったから…あ」

て「…」

あらら、拗ねちゃった…

「付き合う前だよ、付き合う前」

て「…」

「今はてっちゃんと付き合ってるんだよ？」

て「…」ｷﾞｭ

「もー拗ねないの」ﾖｼﾖｼ

て「また年下扱いする！」

「えー難しいなぁ…」

どうやら年下扱いされるのは嫌みたいで。

でも実際年下だし、ただでさえてっちゃんがこどもっぽいからなぁ…

て「今日は俺に頼ってよ」

「いつも頼ってますよ」

て「もっと！」

「はいはい」

て「ねー！」

「もー早くご飯行こうよ」

て「…うん行く」

としみつの車に乗りこみ、わたしたちはご飯屋さんへと向かった。

■プロポーズ大作戦。橙ver.2→←〇作者より

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