いくつになっても君が好き。 (ページ3)

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ユナと合流し、私たちは会場近くのカフェに行った。

「今日寒いね～」

「本当に。雪降ってたよね」

「うんうん。あっ、何にする？」

「じゃあ～、私はカフェオレ。ユナはバニララテでしょ？」

「あったり」

たあいもない話をしながら、私たちは同窓会までの時間をつぶした。

「今日って、誰が来るんだろうね」

ユナがバニララテを一口すすり、話し始める。

「ね。ソヒョンとヒョナは来るって言ってたけど」

「男子は誰が来るんだろうね」

「確かに…。チャニョルは来るって言ってたけど。

男子は意外と県外出てる子多いよね」

「うん。私もソウルいるときジョンデに会ったし」

「そういや、ユナも出てたもんね。よく行ったなぁ」

「そうよ～。お泊まりしてくれたよね。」

「うん。楽しかった」

「あっ、そういえば、専門時代、東大門でベッキョンに会ったよ」

“ベッキョン”

その名前を聞いて、私は一瞬思考が停止した。

「ベッキョンかぁ～、懐かし。元気そうやった」

「うん。でもそれももう2年前だから。

今どうしてるかな。Aの好きな人は…」

ユナがいたずらっぽく笑う。

「もう、昔の話だって」

「今日来てたらどうする～」

「来ないでしょ～」

そう言って、私は笑った。

笑いながら、思い出していた。

そう、私は、ベッキョンのことが好きだった。