君は僕の英雄 (ページ24)

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アンドロイド？ページ24

YT

「A、こいつ俺らと同じ歳の練習生。テヨンていうの、仲良くしてあげて。俺のルームメイトなん」

TY「テヨンです。よろしくお願いします」

『はじめまして、Aです。テヨンさん？すごい、なんか、アンドロイドみたいですね』

TY「...........」

『.............』

、、、、、、

「ぶっはははははは(笑) なんやそれディスってるの？笑)」

『え、これ韓国語だと悪口だった？すごい現実離れしてるみたいに綺麗だから、』

アンドロイドって(笑) どうやらつくりもののように美しすぎるテヨンはAの中ではアンドロイドのように見えたらしい。

TY「あー、ありがとうございます。」

「A、心配しなくても大丈夫。テヨンはちょっと照れてるだけだから』

テヨンのやつ、これはだいぶ照れている。耳真っ赤だし(笑)

このあとから、2人は気まづかったみたいで俺含めて会っても暫くお互い探り探りで話さなかった。あー、俺いらんことしたかなとも思ったんだけどある時から普通に話をしていて驚いた。

TY「A、今日は何を食べたの？」

『今日はプンオパン？ていうの？韓国来て初めて食べたの』

TY「わあ、初めて食べたの？美味しかった？」

『美味しかった！なんでもっと早く食べなかったんだろ〜って思ったくらい』

TY「じゃあ今度は一緒に買いに行こ？ん？ユタどうしたの？もちろんユタも一緒に行こうよ」

「ん？いや、2人急に仲良くなったなって。」

TY「なにそれー！元々Aとは仲悪くなかったよ？」

『この前たまたま練習で残ってたらテヨンもいてね、難しくて出来なかった振りの部分を教えてもらったんだ。』

TY「たまたま俺も習ったことのある振りだったから、でもAは元々すごく上手にできてたよ」

「ふーん」

どうやら俺が間に入らなくても2人は仲良くなれたらしい。

『なになに？ユウタもしかしたらヤキモチ？(笑) 心配しなくても、わたしもテヨンもユウタ一筋だよ(笑)』

「ちゃうわアホ。そしていきなり日本語で話すな」

TY「や〜、俺わからないんだけど」

『ごめんごめん。ユウタが拗ねちゃったから、心配しなくてもわたし達2人はユウタが大好きだよって日本語で言ったの』

TY「あ〜(笑) 俺もユタが大好きだよ」

「なんやねん、お前ら」

早くデビューしたいけど、こんな些細な楽しい日々がずっと続けばいいなぁなんてちょっと思ったり。