○104○ ページ4
『Aを苦しめてるのは、
僕なのにね。』
「…え……??」
どういう…こと…??
GS「…ごめん、変なこと言って。」
すぐに帰って行ったギョンス先輩。
ギョンス先輩のあの表情とあの言葉が忘れられなかった。
.
.
「ただいま…」
『おかえり〜!!
ちょっと見て見てAちゃんっ』
何ならテンションの高いママ。
「…んー、疲れてるから部屋行く…」
私はそんな気持ちになれなくて、
部屋に向かおうとした。
『ちょっとでいいから!!ねっ!!』
私のテンションを全く察してくれないママに強引に手を引かれ、ソファーに座らされる。
テーブルに並べられたたくさんの写真。
「…何これ、写真??」
『そう!!Aちゃんの小さい時の写真〜
掃除したら出てきたのよ!!」
「こんなの別に興味な…」
その時、窓から入ったきた風に写真が床に散らばる。
『もー、一緒に思い出に浸ろうと思ったのにー』
散らばった写真を見る。
…何これ。
「…ほとんどベクヒョンと写ってるね」
『そりゃそうよ〜
Aちゃんはベクちゃんにべったりだったから!!』
夏の旅行、
お祭り、
花火、
入学式。
手に取る写真すべてに笑顔のベクヒョンがいた。
『ベクちゃんと離れたくないーって
昔は大変だったわ〜』
「………へぇ…」
『近所の人から本当の兄妹に間違えられたりしてね、ほんとに仲良かったのよ??』
成長するにつれて
2人で撮った写真は少なくなり、
ぴったりくっついていた私とベクヒョンの間には距離が空いていく。
「……こんなめんどくさい感情、
…気づかなきゃよかった。」
わかってるけど、もう戻れない。
隠せないくらい大きくなっていた、
ベクヒョンに対する好き。
『あ、今日からお祭りはじまるのよね!!行ってきたら??去年も行ってないし、たまにはね。』
「…やだよ、1人で行ったってしょうがないし」
早く部屋に戻りたかった。
色んな感情が混ざって壊れそうだった。
『ベクちゃんと行けばいいじゃない!!
昔みたいに仲良く!!』
「…………いやいや、
ベクヒョンいないし。」
焦った。
ベクヒョンいないこと忘れてんの??(笑)
.
『ベクちゃん帰ってきてるわよ』
「…え……」
全身が固まった。
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - そよんめ、余計なことを笑 ギョンちゃん可愛そう(T ^ T) (2017年12月29日 2時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
はるか - カルピスソーダ。大好きで寝る時間削ってでも読んでますwwべくと主人公のすれ違い…読んでてすごくﾊﾗﾊﾗﾄﾞｷﾄﾞｷします！ほんとにカルピスソーダ。大好きな作品です！！べくとのハッピーエンド希望(*´-`) (2015年2月9日 10時) (レス) id: e9eb008029 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - もう最高です！！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！^ - ^ (2014年12月14日 20時) (レス) id: 0db13a850f (このIDを非表示/違反報告)
いちごうゆ(プロフ) - 久しぶりの更新、すごく嬉しかったです!!(m'□'m)うーん、ギョンちゃんもいいけど、やっぱりベクと結ばれてほしいですぅー…(泣)更新ファイトです!! (2014年12月14日 20時) (携帯から) (レス) id: bacf410023 (このIDを非表示/違反報告)
ラッキーセブン(プロフ) - 最近読み始めたんですが 、もうこの作品のファンです！続きが気になって気になってしょうがないです 笑 更新楽しみにしてます ( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年12月10日 22時) (レス) id: 8b1306e524 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんかん
| 作成日時：2014年4月29日 23時
