○126○ ページ26
GS「あー、うん、塾。」
一緒に帰れる日の放課後。
少しゆっくり歩きながら帰る。
さらっとクリスマスの予定を聞いたらやっぱり塾だった。
「…ですよね。」
GS「ごめんね、少しなら会えると思うんだけどさ。」
「いや、全然大丈夫です!!
気にしないで勉強頑張ってください^^」
GS「…………うん。」
「…え、なんですか、その間は。」
GS「少しくらい寂しがってほしかったんだけど。」
「…え??」
ギョンス先輩の方を見るけど、
ギョンス先輩は前を向いたままだった。
GS「…何でもない。」
「…何ですかそれ。」
GS「Aはどうすんの、クリスマス。」
…急に変えられた話題。
「あー、ソナに誘われたんですけど、
バイト入れようかなって…」
GS「え、何で。ソナちゃんと遊べばいいのに。」
「あ、いや、それがソナだけじゃなくてー…」
GS「チャニョル先輩も??」
「………と、あと…」
GS「…ジョンデ先輩とか??」
「………と……、」
GS「…この流れだと確実にベクヒョン先輩もだね。」
「…はい。」
私はソナから聞いたクリスマス計画をそのままギョンス先輩に話した。
GS「ベクヒョン先輩のバイト先が大人数でなら安く個室を貸し切ってくれて、そこでクリスマスパーティーをするって、そういうこと??」
「…そのために今人数集めしてるらしくて…てか、ベクヒョンのバイト先が飲食店ってことも知らなかったんですけど…」
GS「…なんだ、いないようなもんじゃん…」
「え??」
ボソッと呟いたギョンス先輩の言葉は聞こえなかった。
「…でも断ろうかなって。」
GS「…何で。」
「…何でって……」
いつもならすぐ話しかけてくれるのに、黙ったまま。
私の反応を見てる。
「…じゃあ逆に聞きます。」
GS「何??」
「行ってもいいんですか。」
立ち止まってギョンス先輩を見上げる。
視線が合ったけどすぐにそらされた。
グンと手が引っ張られて歩き出す。
GS「…天然バカがこういう時だけそんな顔するな。」
「は!?ちょ、ギョンス先輩今何て!?」
GS「あー、うるさい。
何もわかってないくせに。
…考えとく。」
それからの帰り道、
ギョンス先輩の様子は少しだけおかしかった。
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - そよんめ、余計なことを笑 ギョンちゃん可愛そう(T ^ T) (2017年12月29日 2時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
はるか - カルピスソーダ。大好きで寝る時間削ってでも読んでますwwべくと主人公のすれ違い…読んでてすごくﾊﾗﾊﾗﾄﾞｷﾄﾞｷします！ほんとにカルピスソーダ。大好きな作品です！！べくとのハッピーエンド希望(*´-`) (2015年2月9日 10時) (レス) id: e9eb008029 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - もう最高です！！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！^ - ^ (2014年12月14日 20時) (レス) id: 0db13a850f (このIDを非表示/違反報告)
いちごうゆ(プロフ) - 久しぶりの更新、すごく嬉しかったです!!(m'□'m)うーん、ギョンちゃんもいいけど、やっぱりベクと結ばれてほしいですぅー…(泣)更新ファイトです!! (2014年12月14日 20時) (携帯から) (レス) id: bacf410023 (このIDを非表示/違反報告)
ラッキーセブン(プロフ) - 最近読み始めたんですが 、もうこの作品のファンです！続きが気になって気になってしょうがないです 笑 更新楽しみにしてます ( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年12月10日 22時) (レス) id: 8b1306e524 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんかん
| 作成日時：2014年4月29日 23時
