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BH side
重い瞼を開けると、
見慣れた天井が目に入る。
JD「…おはよ。」
え…、ジョンデ…??
BH「…はよ……」
全く頭が働かない。
何でジョンデが俺の家にいんの??
JD「…その様子だとまた記憶吹っ飛んでるみたいだね。ほんとたち悪いよねー」
ズキズキと痛み出す頭と多少の吐き気。
昨日は相当飲んだらしい…
BH「…あー、バーベキュー行ったんだ。
そうだそうだ…」
重い体を起こすと、すでに用意されてある水と薬。
JD「昨日飲めって言ったのに飲まなかったんだよ。ていうかほんと大変だったんたからな!!」
BH「…お前、ほんとできたヤツだな。」
JD「もっと俺に感謝しろ!!」
うん、感謝してるんだけど、その声のボリュームだけはどうにかならねぇかな。
JD「ベク、ベロンベロンに酔って爆睡してさ、みんなそそくさ帰るし、残されたのは俺とチャニョル。チャニョルはソナちゃんとAちゃん送るとか言って帰るし…」
ジョンデが発したその名前に、
少しだけ動きが止まる。
BH「…あー、頭痛ぇ……」
頭を抱え込むように少しだけ身をかがめる。
……………うわ、最悪。
JD「ちょ、聞いてる??
それで俺がお前をここまで連れて帰ってきたんだからなー!!
ほんとにさー、これから飲むのやめたほうがいいよ!?」
BH「……うん、そうする。」
JD「やけに素直。」
BH「…最悪……」
JD「…どうした??
あ、わかめスープ飲む??」
ゆっくりジョンデを見る。
JD「…死んだ魚みたいな目してるけど、大丈夫??」
BH「…俺、ジョンデと結婚する。」
JD「……………。
早く薬飲みなよ。」
無の視線を向けられた。
もう一度床に寝転ぶ。
思い出した。
思い出さないほうがよかったのか、
思い出してよかったのかわからないけど。
“Aが好きだよ”
俺、Aに言ったんだ、
好きだって。
…それだけしか残っていない記憶。
「……気分悪い…」
意味わからないくらいダルい頭痛も吐き気も、
起きてからずっと苦しいこの感情も、
なぜか涙が出そうになってるこの瞬間も、
全部飲みすぎたからだよな。
BH「…壊しちゃったんだ、俺……」
ずっとずっと、一番近くで見てきたあの笑顔が遠のいていく。
…まただ。
苦しさだけが募る。
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - そよんめ、余計なことを笑 ギョンちゃん可愛そう(T ^ T) (2017年12月29日 2時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
はるか - カルピスソーダ。大好きで寝る時間削ってでも読んでますwwべくと主人公のすれ違い…読んでてすごくﾊﾗﾊﾗﾄﾞｷﾄﾞｷします！ほんとにカルピスソーダ。大好きな作品です！！べくとのハッピーエンド希望(*´-`) (2015年2月9日 10時) (レス) id: e9eb008029 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - もう最高です！！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！^ - ^ (2014年12月14日 20時) (レス) id: 0db13a850f (このIDを非表示/違反報告)
いちごうゆ(プロフ) - 久しぶりの更新、すごく嬉しかったです!!(m'□'m)うーん、ギョンちゃんもいいけど、やっぱりベクと結ばれてほしいですぅー…(泣)更新ファイトです!! (2014年12月14日 20時) (携帯から) (レス) id: bacf410023 (このIDを非表示/違反報告)
ラッキーセブン(プロフ) - 最近読み始めたんですが 、もうこの作品のファンです！続きが気になって気になってしょうがないです 笑 更新楽しみにしてます ( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年12月10日 22時) (レス) id: 8b1306e524 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんかん
| 作成日時：2014年4月29日 23時
