25 ページ26
病室に戻ろうとした時、ジミンくんにパジャマの裾を引っ張られて、
「……Aヌナ？も…付いてきてくれる…？」
って顔をうるうるさせて言われちゃったから、私はその顔にやられて、ジミンくんのお部屋にチャニョル先生とジミンくんの3人でいくことになった。
「Aちゃん、すごいジミンに懐かれてるね。」
『そうみたいですね、子供は可愛いから嬉しいです。』
「Aヌナ！僕の病室ここ！」
そう言って、指差したのは私の隣の病室。確かセフンオッパと同じ部屋だったような。
ジミンくんに手を引かれるとそのまま、ジミンくんのベットまで連れてかれる。
「チャニョル先生！早く注射して！！」
「はいはい、今するから左腕出して。」
左腕出すとジミンくんは、右の方を見てギュッと目を瞑る。
「はい、おしまい！」
「え！もうおしまい？全然痛くなかったー！」
「だから、言っただろ痛くないって」
「うん！！」
『ジミンくん、偉かったねー！はいどうぞ！』
そう言って、ジミンくんにグッズを渡すと嬉しそうに、喜ぶジミンくん。
その時、病室のドアが開いて、
「ジミナー！」
と女の子の声が聞こえ、私達のところに来た。
多分、ジミンくんと同い年くらいの子。
私と目が合うと大きな目を開けてパチクリさせてる。
「あ、ハナ！」
ハナちゃんと言うらしい。
ハナちゃんは、黙ったまま私の手元をじっと見ている。
私はその視線の先を見ると、私が買った雑誌があった。
『こ、これ読む？』
そう言うと、ハナちゃんは、ぱーっとほんとに花が咲いたかのように笑顔になり、"いいの？"って言ったから私は、"いいよ"って答えた。
「ハナ、何しに来たの？」
「ちょっと、ジミナはしー！ハナはEXO見るの！」
どうやら、ハナちゃんは、私の買った雑誌の表紙に写ってるアイドルが好きみたいで、キラキラした笑顔でそのアイドルが写ってるページを見てた。
ちょっと不貞腐れてるジミンくんは、かわいかった。
チャニョル先生は、そんな様子をニコニコして見守っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3355人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲仁(プロフ) - 北国さん» 北国さん…！そうなんですか、残念です(:_;)でもでも、コメントありがとうございます(*´ω｀*)すっごい嬉しいです！が、がんばりまーす笑私も、もっと お話したいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年2月19日 16時) (
レス) id: 7838c0735b (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - ツイッター消しちゃいました北国です申し訳ない（ ; ; ）本当にすきですこの作品！以降めんどくさいし大変ですよね（ ; ; ）あ、誤字移行です！頑張ってくださいな！！ニコ またお話ししたいですー！ (2016年2月18日 23時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - ゆうあさん» 返信遅くなってごめんなさい(/_;)嬉しいお言葉ありがとうございます(*´ω`*)相変わらずのろま更新ですが、完結させますので最後までよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺｯ (2016年2月17日 17時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - このお話ほんとにおもしろくて大好きです！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2016年2月8日 17時) (レス) id: 1d6f6580f2 (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - 再レスありがとうございます(;_;)なかなか更新遅くてごめんなさい(T_T)ありがとうございま*もう少し続く予定なので最後までよろしくお願いします(*´ω`*) (2016年2月7日 23時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
