22 ページ23
チャニョル先生の話は、朝看護師さんが言ってくれてたように食事に関することだった。
チャニョル先生は、本当に心配そうに色々聞いてくるから申し訳なくなった。
私も食べたいんだけどな…なんだか体が受け付けてくれない…。
ごめんなさい、チャニョル先生。
そろそろ食べないとまずいのは分かってるんだけど。
────────────
────────
いろいろ、やらなきゃいけないこととかをやってたら寝てしまったみたいで、"ハンさん、夕食ですよ"っていう声で目を覚ました。
気持ちいつもより多めに食べた。
なんとなく、セフンオッパが言ってた窓から見える景色が見たくて、昨日よりも早い時間に待合室の方に行ってみる。
待合室の窓からは大きな観覧車が見えて、ライトアップしてて、冬のせいかとても綺麗に見えた。
観覧車なんて乗ったことないから、1度くらい乗ってみたいな、なんてね。
そういえば、ベクと外にでかけたことないかも…。
まあお医者さんだから仕方ないよね。いつ、何かあるか分からないし。
でも、寂しいな……。
「……Aちゃん？」
振り返るとセフンオッパがいた。
『あ、セフンオッパ』
「ごめんね、待たせちゃった？」
『ううん、今来たところです。ここの風景ちゃんと見てみたくて」
「綺麗だよね、ここの風景。俺いつかあの観覧車乗ってみたいの…って変だよね、」
『全然！私もあの観覧車気になってました！』
「じゃあ、今度………あっいやなんでもない」
『……？』
「窓際じゃ寒いからあっち座ろうか？」
セフンオッパが一瞬凄い悲しそうな顔をしていた。
なんでだろ？
セフンオッパがこないだ自分のことを話してくれたから今度は私がいろんなことを話した。
と言っても些細なことばっかり。
私の学生時代の話とかほんとくだらないこと。
それでも、学校に行ったことのないセフンオッパにとってはすごく興味のあることだったらしく、嬉しそうに聞いてくれるから話してて気持ちよくなる。
そして、気付けば私とセフンオッパのおしゃべりは、約束するものじゃなくて日課のようなものになっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲仁(プロフ) - 北国さん» 北国さん…！そうなんですか、残念です(:_;)でもでも、コメントありがとうございます(*´ω｀*)すっごい嬉しいです！が、がんばりまーす笑私も、もっと お話したいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年2月19日 16時) (
レス) id: 7838c0735b (このIDを非表示/違反報告)
北国(プロフ) - ツイッター消しちゃいました北国です申し訳ない（ ; ; ）本当にすきですこの作品！以降めんどくさいし大変ですよね（ ; ; ）あ、誤字移行です！頑張ってくださいな！！ニコ またお話ししたいですー！ (2016年2月18日 23時) (レス) id: 453ee14f6f (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - ゆうあさん» 返信遅くなってごめんなさい(/_;)嬉しいお言葉ありがとうございます(*´ω`*)相変わらずのろま更新ですが、完結させますので最後までよろしくお願いします┏○ﾍﾟｺｯ (2016年2月17日 17時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - このお話ほんとにおもしろくて大好きです！これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2016年2月8日 17時) (レス) id: 1d6f6580f2 (このIDを非表示/違反報告)
玲仁(プロフ) - 再レスありがとうございます(;_;)なかなか更新遅くてごめんなさい(T_T)ありがとうございま*もう少し続く予定なので最後までよろしくお願いします(*´ω`*) (2016年2月7日 23時) (レス) id: 0aa6e05aef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
