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むねと話していると由伸が帰ってきた。
隣の部屋からダメだとか大きい声が響いている。


『隣の部屋賑やかだね』


「そうですね。」


『それにしてもちょっと嬉しそうな顔してるけどどうした?』


「いや。なんでもないですよ。」


「最近由伸さん携帯みてたまにニヤニヤしてるんですよ。もしかしてその人にでも会いました?」


そうニヤニヤ笑う大弥が話しに入ってきた。


『え、そうなの?』


そう尋ねると何ともいえない顔をして席を離れた。
逃げないでくださいよと大弥が声をかけて笑っていた。


「日本のエースもあんな顔するんだね」

なんて一平さんがつぶやいていた。


自分もトイレに行きたくなり声をかけて部屋をでた。
そうすると隣の部屋の扉が空いた。


「え」


そう言うと部屋の扉を閉めようとしたから手を引いて部屋から無理矢理出させた。


『久しぶりの再会にそれはないんじゃない?』


「いや、こんな所にいると思わないじゃん。」


『一緒にご飯食べる人に声かけてきて、10分くらい席はなれるってね、分かった?』


そう言うと大人しく部屋の扉をあけて声をかけていた。
ちらっとAの顔をみると不満そうな顔をしていたので笑ってしまった。


「メジャー入ってからずっと会ってなかったね。」


『スケジュールが合わないんだから無理でしょ。オフシーズンなら会えると思ってたらライブだったし、アフレコが入って会えなかったりだしね。まあライブは行ったけどさ。』


「控え室来るって聞いたら行かないってよく言ってたから私だけのせいじゃないよね?まぁ、昔のことだからいいじゃん。」


『こんな所で立ち話しもなんだから10分くらい部屋で話そうよ』


そう言って少し個室に入った。

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HIKARU(プロフ) - 目次16ページ2つあります (3月11日 22時) (レス) id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:xoxo0216rs | 作成日時:2024年3月1日 12時

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