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『安元さん、ちょっといいですか?』
みんなと飲みにきたが個人的に安元さんを呼び出した。
不思議そうな顔をしていたが簡単には伝えることはできない。
『実はAに電話したんですけどでたのがAじゃなくて大谷選手だったみたいで。また詳しくは本人から聞こうと思ってるんですけど、Aの存在が世間に公表されるみたいです。妹のことはどうなるか分からないですけど。』
「いつ公表に?」
『大谷さんも時期は言ってなかったのでなんとも言えないですね。まだ会場にいるみたいです。近くに大谷さんがいるなら大丈夫だと思いますけど、SNSでも話題になってるから事務所も今後どうするかですね……』
「今来てるみんな知らないんだよな……大谷さんの妹ってこと。俺らが勝手に言うことじゃないし困ったね。」
『梅ちゃんとかがなんて言うかですね。』
「受け入れてはくれるだろうけど宏太朗が何ていうかな……すごい仲いいし、黙ってたことに怒りそうだな。試合終わった後もすぐに電話して怒ってたし。」
『その時はフォローしてあげるしかないですね。直接報告したとしても傍にいるべきですね。』
「とりあえずAにも考える時間が必要だろうから、見守ってやろう。とりあえず部屋戻りますか。」
そう言って安元さんと部屋に戻ると少し酔っ払らっている宏太朗から遅いですよ〜と声をかけられた。
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HIKARU(プロフ) - 目次16ページ2つあります (3月11日 22時) (レス) id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xoxo0216rs | 作成日時:2024年3月1日 12時