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「今まで一生懸命探していたのに何も情報が分からなくて困っていたんだよ。事務所のガードは固いし、同業者から話しも聞けなくて困っていたんだよ。にしてもどうして黙っていたんだい?」
『……条件はなんですか?』
「話しがすぐに分かる子でよかったよ。」
『ただ私にも条件はあります、大谷翔平の名前を出さないことです。』
「そこまで頑なにこだわる理由は?大谷翔平の妹なんて言葉はあなたにとってもおおきなきっかけになるだろう?」
『たとえそうだとしてもお断りします 』
「そんなに嫌なら……ここで跪いてお願いしたら考えてあげるよ、ただFogである事、声優であることは発表させてもらうよ、いいね?」
WBCの期間中に迷惑をかけたくない。
迷惑をかけるのはお兄ちゃんだけじゃないんだ、周りにいる人全員。なら、私が我慢するばいいだけだ。
そう思い跪いた。
『大谷翔平の妹であることは公表しないでください。それ以外のメディア対応はきちんとすることを約束します。……だからお願いします。』
「勝手にそんなこと決めるな。」
手を引っ張られて目があった。
『今は大谷選手に関係ないから、早く行って。』
今は無理矢理にでもこの場から離れてもらうことでいっぱいだった。
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HIKARU(プロフ) - 目次16ページ2つあります (3月11日 22時) (レス) id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xoxo0216rs | 作成日時:2024年3月1日 12時