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思わず冷や汗をかいた。
『これ、止めないと不味いですよ。』
ここにいる誰もが予想していなかった。
「宏太朗?」
『今のアナウンスに紛れて少しAの声が聞こえた気がしたんです。聞こえませんでしたか?あれからここにもどってきてないです。僕の言ってることがあってれば辻褄があいますよね?』
そう説得していると次に聞こえたのはAの声だった。
「今の状況はあまりにも危険だよね?」
「でもこれ以上は無理だ。」
そんな中、真礼さんの携帯がなった。
ねぇ!今の状況止めれないの?
SNSで拡散されてる。
そう言っていたのはあやねるも花澤さん。
「これはちょっとやばいな……」
ちょうど確認していた江口さんが言った。
どちらにしてもこっちに戻ってくることはできない。
本人が思っているよりもずっと週刊誌のタネにできる。
しばらくするとモニターが直ったアナウンスが流れた。
生のFogの歌にみんなが大興奮していた。
韓国の人もそうだった。
Fogの活動は日本だけに留まっていないのが要因だったから。
みんなが心配する中グループLINEに連絡が入った。
とりあえず周りの人たちは大丈夫です。
ひとまず今日の試合は別の所で観ます。
終わって落ち着いたら連絡します。
そう連絡がきたがみんなは不安で仕方がなかった。
その最悪な予感は試合後におとずれる。
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HIKARU(プロフ) - 目次16ページ2つあります (3月11日 22時) (レス) id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xoxo0216rs | 作成日時:2024年3月1日 12時