produce101 season2 after story

No.14 ページ14

MHside


前にも行った病院にAを連れていくとお世話になった先生と看護師さんが苦笑いしながら今日は？なんて聞いてきた。



Dr｢まぁなんとなく想像できるから言わなくてもいいよ笑｣


｢知ってるんですか？｣


Ns｢前に入院した時に飲んでた薬だとか色々教えてもらったの。あなた達は知らないだろうけどたまに来るのよ｣


｢そうなんですか？｣


Dr｢辛くなった時とかによく来てるかな。この子元はアメリカにいただろ？アメリカの先生にもAのこと頼まれてるんだ。｣


Ns｢後ね子供たちから人気なのよ。｣


｢子供ですか？｣


Ns｢あの子がたまたま小児科の病棟を通った時に子供たちがテレビみながら踊ってたんだって。それをみたあの子が色々教えたり踊ってあげたらみんな大喜びでね笑 ｣


｢なんだか想像できます笑｣


Dr｢病院の中じゃあの子有名なんだよ笑 そういやこの前お年寄りの人にギターを弾いたとかなんとか言ってたな笑 ｣


Ns｢みんながAのこと病院に遊びに来てる子って言うの。そんなことないのにね。1度違うのって言おうとしたんだけど言わなくていいって。そんなこと言われて平気なはずないのに。｣


Dr｢だからこんな状態で来たのはちょっと驚いたよ。ミニョンくんだっけ？君の方がAさんの性格よく知ってるだろ？頼んだよ。｣


｢もちろんです。｣


Dr｢暗い話しは終わり！点滴終わったら帰っても大丈夫だよ。後は薬をもらって帰ることと2、3日は安静にすることかな。点滴終わっても寝てたら起こしてあげてくれる？ここよりも自分の家のほうが落ち着くだろうし。｣


Aの知らないことをここに来て知った。


そんなことを考えているとAの携帯音がなった。
誰だろうそう思って画面を見ると〔うさぎ〕と表示されていた。


｢もしもし？｣


？｢誰ですか？｣

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