No.11 ページ11
SWside
スタジオに着いて知らない人がミニョンに話しかけに言った瞬間ミニョンが険しい顔をしていた。
いつも穏やかなミニョンがこんな顔をするのは珍しかった。
所々話しを聞けばAの名前が出ていたからダンス関係者の人なのだろう。
そんなことを考えていると部屋の奥からガラスが割れるような音が聞こえた。
思わずダニエルとミニョンと目が合った。
きっと考えていることは同じだろう。
ミニョンとの話しは終わりそうになく事情を知っている俺とダニエルが先に部屋に向かってドアを開けるとあまりにも悲惨な状態だった。
鏡は椅子を投げつけたのかかなり割れていてあちらこちらに破片が飛び散っていた。
｢A落ち着け！ここには俺らしかいないから。｣
そう言っても腕の中で暴れ続け我を失ったような感じだった。
A｢私のせいでリーダーが犠牲になった、、、私がこんなことしたから、、、こんなスタジオなんかあったって意味無い！だから離して！｣
俺が必死にAのことを止めている間にダニエルがガラスの破片を片付けてくれていた。
DL｢ソンウヒョン。俺らじゃ限界ですよ、、、ミニョニヒョンが来ないと、、、｣
｢それは分かってるけどこのまま1人にしたら何しだすか分かんないから。｣
過去に1度このようなAを見たことがあったけどここまで酷くはなかった。
だから正直俺もダニエルも動揺していた。
Aを必死に落ち着かせているとバンと思いっきりドアが開きミニョンがやって来た。
MH｢A落ち着いて。もうあの人いないから。大丈夫だから、、、｣
Aのことを知り尽くしているミニョンでも今回ばかりは動揺していた。
DL｢俺達外にいます。ガラスの破片残ってるかもしれないんで気をつけてください。何かあったらすぐ行くんで。｣
そう言ってダニエルと一緒に部屋をでた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 291人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユズノ(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます！いつも更新ありがとうございます！私はニュイがとても好きなのですが、ニュイが出てくるお話が少なく、プデュの話でもニュイの登場が少なかったので、オニブギさんの作品をいつも楽しみにしています！これからも読み続けます！！ (2019年2月5日 10時) (
レス) id: 9710d10539 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：オニブギ | 作成日時：2018年9月10日 19時
