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コラボケーキの発売時。
おかげさまで、ご好評頂き。
期間限定で、レストランでも提供して貰えるとか。
プロジェクトから外されてしまったけれど、わたしの描いたケーキのサンプルを、優希がそのまま使ってケーキを制作してくれて。
優希｢照くんがテーマのコラボケーキが1番人気だってよ｣
｢…それはどーも｣
からかわないでよ。もう。
…ていうか、。
｢ねぇ。なんでそんな照と仲良くなったわけ？｣
何度聞いても、はぐらかされてきたけれど。…やっぱり、気になる。
優希はちら、とわたしのことを見て。
優希｢…まあ強いて言うなら、好みのタイプが同じだったってことじゃね？｣
｢好みのタイプって…｣
いや確かに優希も照も元カレではあるけど…。
それで仲良くなるのは、なんかまた違くない？
優希｢よかったね｣
｢なにが？｣
優希｢なにがって。また付き合うんでしょ？｣
｢…うーん、？｣
優希｢え、違うの？｣
｢…いやだって、｣
確かにあのあとから、何度か会ったりはしてるし、その、やることは、やってる。…けど。
付き合おうとか、言われてないし。
優希｢お前…ガキじゃねぇんだからさ…｣
やることやったならもうそれが答えだろ、って。
｢…は？！やることって、は？！｣
な、なんで知ってんの…？！
優希｢…いや…そんな目立つとこにそんなもの付いてたら…｣
ちょいちょい、と首筋を指さす優希。
慌ててスマホのカメラモードを起動し、そこ見てみる。
｢…んなんじゃこりゃああああ！｣
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作者名：みらくる
| 作成日時：2024年3月29日 17時
