☆*。 ページ36
なの「…Aはさ、岩本のこと、嫌い?」
「へ?い、いや、嫌いではないよ。むしろいい人だなって思うし…なんか…」
ゆま「なんか?」
「〜っな、なんか、かっこよく見える時もあって…なんかそれが、わかんなくて…」
なの「…へぇー…」
ゆま「…んふふ。そっかそっか」
なのちゃんとゆまが2人して顔を見合わせてなんだかニヤニヤしてる。なんなのこの2人。
なの「んま、いつかわかるよ。その気持ちがなんなのか」
ゆま「そうそう。…急にくるよ、その時が。」
「…って、いや、ゆまこそ!深澤くんと急に付き合ったりして!」
そっからはガールズトーク。ゆまと深澤くんの馴れ初めや、なのちゃんと涼太くんの馴れ初めとか、色々話をして。
それぞれが違った出会い方や想いの伝え方をしていて、なんだか恋って難しいと思う反面、やっぱりドキドキキュンキュンするんだなって。2人の幸せそうな顔を見てると、そう思った。
…岩本くんはわたしの、どんなところが、好きなんだろう…。
なんて思っていると、なのちゃんのところに涼太くんから電話がきて。聞いてて恥ずかしくなる内容に、ゆまと思わず顔を見合わせる。
と、ゆまのとこにも深澤くんから電話が来て。
…いやわたしは?!ほっとかないでよ!泣
…なんて思いながらも、彼氏と電話をしている2人を見て、なんだか羨ましくなる。…そっか、離れててもこうして電話して愛を深めていくんだよね…いいなぁ…。
と、
〜♪
わたしのスマホにも、電話が。画面を見ると、。
「…い、岩本くん、?!」
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作者名:みらくる | 作成日時:2024年2月27日 16時