彼氏の作り方。(黄) (ページ4)

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☆*。ページ4

深「えええ？！そうなの？！知り合いなの？！ってかもう幼なじみ的なやつなの？！」

1人ではしゃいでる深澤くんを他所に、また岩本くんと目が合う。

「…ねえ？そうだよね？」

岩「あ、うん、まあ」

なんかわたしに対して返事素っ気なくない？

…いや、まあ、仕方ないんだけど…。

「っても、クラス同じになったこと、今が初めてなんだよね。」

そう、小学校から一緒なのはそうなんだけれど、クラスが1度も同じになったことがなくて。

高校2年生で、初めて、同じクラス。

…もうほぼ、初対面みたいなものなくらい、話したこともほぼなくて。

深「まじか。逆にすげぇなそれ」

「んね。だからなんかほぼ初めましてって感じで…今もなんか話してるの、ちょっと変な感じするもん」

今でさえ岩本くん、全然話してくれないもん。

深「んじゃちょうどいいじゃん！照に彼氏の作り方、教えてもらいなよ」

「…ええ？岩本くんに？」

いや、今彼女とかいないの？ほんとにこの人、モテるの知ってるんだよ。

岩「…なに、どういうこと？俺全然話わかってねぇんだけど」

おーい深澤くん。何も話してないのに岩本くん連れてきたんかい。

深「いやだからぁ、Aちゃん彼氏欲しいんだって。でも作り方わかんないんだって。んで照は色んな子と付き合ってきてるじゃん？てことは彼女にしたいと思う女の子のポイントを熟知してるわけよ。」

お分かり？って得意げな深澤くん。

…でも、

「…確かに」