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｢い、岩本せんぱ｣
岩｢っ、ギリギリセーフ…っ｣
そう言いながらこちらに向かってきて、お姉さんとわたしを引き離す。
『はぁ？まだ連絡してないんだけどぉー』
岩｢思ったよりもおせーから嫌な予感して来たんだよ！ったく油断も隙もねぇな｣
『ちぇ』
岩｢っあー、まじで、ほんと無理…｣
ヘナヘナと座り込む岩本先輩。
何が起きたのか、まったく、理解できない。
岩本先輩も、全然わたしを見ようとしてくれなくて。
どうしたらいいかわからず、オロオロしてしまう。
『こんな可愛い子、照には勿体ない』
そう言い、わたしをギュッてするお姉さん。
…いい匂いがする。
岩｢?!??!ちょ、まじ、っで！｣
慌てて立ち上がり、わたしとお姉さんを再び引き離す先輩。
岩｢まじでいい加減にして｣
『名前も呼べないヘタレのくせに』
岩｢…っぐ、それは…っ｣
『Aちゃんもこんなヘタレよりもわたしみたいに綺麗で性格のいいお姉さんの方がいいよねー？』
ね？と話しかけてくるお姉さんは、確かに、美人で、綺麗で。
女のわたしですら、惚れてしまいそう。
岩｢〜〜〜っもう帰る！｣
そう言い、わたしの手を掴んで出て行こうとする岩本先輩。
｢っあ、え、お、お会計…！｣
『照に請求するからいいよ』
｢えっ、そういうわけには…！｣
『んーじゃあ…』
お姉さんが近づいてきて、くい、と顎をあげられる。
そして
ﾁｭ
｢…へ｣
岩｢〜〜〜〜〜〜っっっ行くぞ！！！｣
ぐいっと更に強く岩本先輩に引っ張られて、そのまま店の外へ連れて行かれる。
｢っあ、ありがとうございました…っ｣
振り向いてお姉さんにお礼を言うと、お姉さんはヒラヒラ手を振っていた。
そ、それにしても今のは…？？？？？？？
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みらくる(プロフ) - Lucy-ruuさん» コメントありがとうございます！ひっっさしぶりに書くので文章めちゃくちゃかもですが…楽しんでもらえればと思います(*^^*) (12月15日 12時) (
レス) id: c03ab64b2c (このIDを非表示/違反報告)
Lucy-ruu(プロフ) - みらくるさんの新作嬉しいです！！更新楽しみにしています(^^) (12月14日 15時) (レス) @page3 id: fd92b233e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらくる
| 作成日時：2023年12月13日 8時
