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核戦争 ページ2
集まった刀剣男士は和気あいあいと話していた。
「自分、やる気ないのが売りですのにこんな早朝から呼び出されたら敵いませんわぁ」
「もー、国行。俺達の保護者なんだからしっかりしてよ〜」
「全くだ、もっとしっかりしてくれよなー」
「hum…こんな朝早くにどうしたというのでしょうね」
「ああ。緊急事態の様だな」
「茶が足りん」
「鶯丸、いい加減自分で入れろ」
「…大包平の様な素晴らしい刀に入れられた茶が一番上手い」
「…し、仕方がないな…」
私が襖を開けると、声はピタリと止んだ。
さっきの和気あいあいとした空気は、己の中に巣くう不安を誤魔化すものだったのだろう、
さっきとは一転して皆不安そうにこちらを見ている。
続く
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作者名：通りすがりのひと | 作成日時：2018年8月7日 10時
