いろめく季節 2 #masai ページ13
モトキの粋な計らいのお陰でみのりさんの連絡先をゲットした俺。
で？この後どうする、俺！
一人リビングで体育座りをして頭を抱えて小さくまとまった俺。
もうモトキは飽きて隣の部屋でスマブラしてる。
友達がこんなに悩んでるのにスマブラするって、薄情なやつだな！
俺にはラインでさえもハードル高えよ…。そもそも女の人と何話せばいいかが分からない。やっぱりモトキに相談だ。
「もおー、なあにぃ？」
リビングから呼べば、さすがモトキ。スマブラする手を止めて来てくれた。
「だからっ、何て最初送ればいいか分かんねえから、一緒に考えてくれって！」
「そんなの、この前のお礼からしてみればいいんじゃない？連絡先教える事はみのりさんも知ってるんだし。案外マサイから連絡くるの、待ってるかもよ？」
ニヤニヤしながら此方を見遣るモトキに、多少ムカつきはしたため軽く睨んでみるが慣れてるモトキには効果なく。
睨むのを止めて、ぶっきらぼうにサンキュ、とだけ伝える。それを聞いたモトキは満足そうに、マサイがんば！とだけ伝え、再びスマブラしに隣室へ戻っていった。
こういうのは、出会ってから間を空けちゃダメなんだよ。そんで、空けば空くほど送りにくくなるんだ。と自分を奮起させる。
よし！と一言自分に喝を入れ、携帯を手にして文字を並べていく。打っては消し、打っては悩みをどの位繰り返したか分からないが、気付けば十数分は軽く掛かっていた。たった数行なのに。こんなのガラじゃねえなって、苦労して考えた文面を眺めれば、何だか笑えて来た。気になる人に対して何かアクション起こすって、こんなに大変なんだなー、とぼんやり考えてみたり。
それから直ぐに俺は送信を押した。
、
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xokimichikory29(プロフ) - かなとさん» お教え頂き、ありがとうございました！まだまだ不慣れで手探りなもので、気づきませんでした。申し訳ありません。 (2019年8月5日 18時) (
レス) id: df98532389 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月5日 10時) (レス) id: 268a9b2673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん | 作成日時：2019年8月5日 10時
