お寝坊吸血鬼 ページ4
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「今の音、Aも聞こえた ？ …ここって最後列だよね ？？」
『そのはずよ、…聞き間違いだといいんだけど。』
「別にわざわざ汽車 ？ に乗んなくても直接城に飛んでいきゃーいいのによ…。」
そうつぶやきながら、後ろのドアが開いて一人、白い髪の少年が列車に入ってきた。その長い耳にはたくさんのピアス、悪魔のような翼と牙。確実に人間ではないのだろう真っ赤な赤い瞳と目が合う。
「やっっばい。…そこの人さ、僕の髪何色 ？」
「白かな」『白だね』
「っっっかーさんに怒られる。…み、見なかったことには」
「ならないね」『ならないよ』
『貴方、最近有名な‘魔族’って奴でしょう ？本で見たことあるの ！』
どうやらこの魔族さんにもばれたくない理由があるようなので、取り合えず中に入って落ち着いてもらうことにした。
「っスゥー…。僕、いや ！ 俺は吸血鬼の葛葉だ ！！」
「僕は叶でこっちがA。よろしくね」
『ところで、どうして普通に汽車に乗らなかったの ？走行中の汽車に乗るなんて馬鹿のすることじゃない ？』
「おま、この俺に向かってそんな口きいていいと思ってんのかァ ？」
『お母さんに怒られるんだっけ ？？？？』
「ぁ寝坊しました…。」
葛葉と名乗る吸血鬼は年に似合わず高圧的な態度(本人はとっているつもり)で、どこか貴族を連想させるような整った服を着ている。
「A、なんかさっきと違うね笑」
『人がいるところでは言葉遣いに気を付けていたんだけど、流石に疲れる』
「そっちのほうが堅くなくていいんじゃねぇの」
『じゃあ言葉遣いに気をつけるのはやめることにする ！』
こんな言葉遣い、お父様に聞かれたらどうなるだろう。地下牢に放り込まれてお風呂に入れないまま一週間が過ぎるなんて笑えないほどあり得る話だ。
考えるだけで寒気がするけど考えなければすべて良しということで、そのあとしばらくは魔界には牛乳が存在しないやら、叶の地元は霧がすごいやら、湿度が高い天気がいい熱い寒いあーだこーだくだらない話が続いた。
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あぶりかぶり(プロフ) - イカワウソさん» 確かにｗｗｗｗでもねホントにご本人が「僕かなちゃん」って言ってたのよ絶対に！！！探してみ！！ (2月13日 23時) (
レス) id: 54d43eec80 (このIDを非表示/違反報告)
イカワウソ(プロフ) - 僕かなちゃんってｗｗｗデカハナチャンみたいにｗｗｗ (2月13日 8時) (レス) @page8 id: e082f267fd (このIDを非表示/違反報告)
あぶりかぶり(プロフ) - マニ。さん» マ二。さんこんにちは！ハリポタは上映から何年たっても沼から抜け出せませんよね笑！！私で良ければお話ししましょう〜！ (1月6日 1時) (レス) id: 54d43eec80 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - あぶりかぶりさん» ✉️。面白い作品ですね、嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます、ハリポタ大好きなのでこれからも応援してます！あぶりかぶりさん！ (1月5日 15時) (レス) @page1 id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
あぶりかぶり(プロフ) - 月宮まるさん» 暖かいコメント有難うございます！私自身もく/ろ/の/わのお二人とhrptの世界観が大好きなので、そう言っていただけると本当に嬉しいです！！ (1月1日 23時) (レス) id: 54d43eec80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぶりかぶり x他1人 | 作成日時：2023年12月30日 18時
