Story45 ページ8
鵜飼「で、では、犯人は窓の鉄格子をはずし外に出た後、工具で格子を元に戻して…」
乱歩「窓の外は景色も見えないほどの吹雪なのに??」
乱歩さんと与謝野さんは部屋に戻った
乱歩(僕は…)
与謝野「薄々気づいてたんだろ??乱歩さんの超推理は…」
乱歩「僕は異能力者だ!!あのメガネをくれたのは社長だ!!社長が僕に嘘を吐いてるっていうのか!?」
ポオ「これは対乱歩君用に書かれた変則的なメタミステリー。一度小説に入ったが最後。犯人も犯行方法も絶対に分からぬ。これは勝負ではない。復讐だ。君が忘れても、我輩は決して忘れない。あの日、乱歩君との頭脳勝負に敗れ、他者と関わる理由を失った吾輩の精神は、長く暗き部屋を彷徨った…。乱歩くんの持つ両手いっぱいの栄光と賛辞…。奪うのだ。たとえ君を焼き尽くしたとしても」
与謝野さんは
与謝野「この密室にわざと1人にきりになれば、犯人はきっと殺しにくる。さぁ、どっからでも来な。」
そしてみんなで与謝野さんのいる部屋に行くとそこには…
与謝野さんが刺されて倒れていた
与謝野「しくじっちまったよ…。けど…世界最高の名探偵なら、楽勝さ…何せ、武装探偵社は乱歩さんの才能を生かすためだけに設立された組織だからね。私を探偵社に誘ってくれたこと、今でも感謝し…て…
」
与謝野さんの手が地面に落ちた…
乱歩さんはその隣に落ちていた与謝野さんのメガネを取りかけた
ポオ「はっはっは!!真実を暴かぬ限り、現実世界には帰れぬ!!永遠に我が小説世界を彷徨うがいい!!」
その直後
乱歩「…戻った」
そこには乱歩さんと与謝野さんが本から戻ってきたのだった
ポオ「バカな!!あの謎が解けるはずがない!!」
乱歩「君のミスは一つだけ。僕に勝負を挑んだことだ。犯人は僕だ。密室トリックも何もない。主人公が被害者を殺し、作者が意図的にその描写を省いた。密室殺人、あれはやりすぎだよ。密室まで作る理由が犯人にはないもの。で、気づいた。犯人と作者はグルだって。」
ポオ「しかし…2番目の犯行は!?」
乱歩「そういう自動機械を使っただけ。室内の磁場を局所操作して、金属を被害者に叩きつけた。」
ポオ「そんなものが可能であると思うのか!?」
乱歩「何だってありだ。それが2つ目のミスディレクションだからね。ヒントはそこら中にあったよ。妙に最新鋭の医療器具。自前じゃなく、館所有の服を着た登場人物。この小説の舞台は2050年だ。」
寝落ちしてました。すみません…主より
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林檎(プロフ) - はらさん» ご指摘ありがとうございます。先程すぐに外させていただきました。このようなことは決してあってはならないことですので再度確認し肝に銘じておきます。教えて頂きありがとうございました、また不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。 (2018年5月28日 10時) (レス) id: 8831f14d6e (このIDを非表示/違反報告)
はら - ただ外し忘れました、じゃなく、違反行為なんだという事をしっかり理解して頂きたいです。ちゃんと更新前にオリジナルフラグを外して下さい (2018年5月28日 10時) (レス) id: 46223052fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎 | 作者ホームページ:https://twitter.com/YXolove?lang=en
作成日時:2018年5月28日 10時