会えない時間と見えない気持ち2 (ページ9)

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まぼろしページ9

う、そ……

カイ君から返信来てる……

なかなか返信が無かったから、携帯バックにしまってたけど、まさかの返信に驚きを隠せない

"また日本で"

そう返信が来たけど、きっとまぼろしだと思ってLINEを何回も見直した

いや、これは本物だ……

本当に"また日本で"って書いてある

それが嘘だとしても嬉しくて

私のとびきりお気に入りのスタンプを返した

数分後、カイ君から送られてきたスタンプを見てニヤニヤが止まらなかったのは言うまでもない

だって自分達EXOのスタンプなんだもん

なんかカイ君のことがもっと知りたくなって

もっとお話もしたくなって

ファンの好きが私はいつしか恋に変わっていた

ユナ『ちょっと、なにニヤニヤしてんの？大丈夫？……って大丈夫じゃないかｗ』

私『えっ？なんか言った？』

ユナ『何も言ってないですよ？』

私『また皆で集まれたらいいね！』

なんて浮かれていた私だけど、彼らはやっぱりトップアイドル

そんなに暇じゃないわけで

当たり前だけど、連絡なんて来ないわけで

彼らとさよならした日から２ヶ月くらいたった時だった

ユナ『連絡こないね(TT)』

私『そりゃ当たり前だよ……一般人なわけだし……』

ユナ『カイからも来ないわけ？』

私『……うん。』

ユナ『あーあの時が幸せだったねーってちょっと、これ……』

携帯を見ながらユナが固まった