Angel ページ28
EXOの文字が画面に映し出され暗転したと同時に大音量の曲がかかる
もちろんそれに負けないくらいにファン達の声援も凄かった
ユナと私はますますノリノリ
うちわを振りながら歌う
2曲終わると急に舞台が七変化し、一気にEXOが近くなった。
ユナ『キャーうそ、めちゃ近いじゃん！！ね、A！』
ユナが叫ぶのも無理はない。だってユナが言った通り、さっきまで先の方にいたEXOが今私達の前に移動してきた。
♪♪♪
あっこの曲......
私の大好きなAngelが流れると何故か鼻の奥がツーンとしてきて、いつの間にか涙が頬を伝っていた
私は必死に涙をうちわで隠す
だって目の前には私の大好きなカイ君がいて、私の1番好きなAngelを踊っていて涙を見られたくなかった
ユナ『やばい、やばいAngelやばい！ベクサランヘーベクー！』
そしてAngelが終わるとEXOは舞台からはけて行った
一曲だったのに、数分だったけど、いっきにカイ君のAngelになっていた。
まるで時が止まって、カイ君だけの世界
カイ君を見つめて、私の胸は苦しくなった。
だんだん好きになっていくその気持ちが。
その後は先輩達のパフォーマンスが続き、舞台も新たな七変化を見せる
そして再びEXOが出てくる
が、残念ながら、さっきの近さはAngelの時だけで、その後は全く近くにこないまま終わった
それでも少女時代が出てきたらユナと踊ったり、BoAのバラードは2人でしっとりとしたり
最後まで本当に楽しめた
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作者名：OK | 作成日時：2015年9月27日 10時
