会えない時間と見えない気持ち2 (ページ23)

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行列ページ23

携帯に目をやるとユナからLINEが入っていた

ユナ "やっほー起きてる？"

やっぱりユナも早起きだ(笑)

私 "おはよ！ユナも早起きだね(笑)"

ユナ "緊張で(笑)"

私 "私は緊張で朝ごはんが喉を通りません"

ユナ "ハハッ('∀`)向こうに着いたら何か食べよう！"

私 "うん、じゃあ11時ね"

ユナ "ラージャ"

朝ごはんはあまり食べられないし、とりあえず着替えをすることにした

私『やばっ、もうこんな時間』

私は着替えやら身支度やらで時間がギリギリになってしまった

急いでうちわをカバンに入れて、家をあとにした

待ち合わせ場所には既にユナの姿があった

ユナ『やっほー！おっ、可愛いねワンピース！』

私『そ、そう？気合い入れすぎたかな？』

ユナ『いやいや、まったくそんなことないよ！っていうかあたしもワンピースだし(笑)』

私『ユナそんなワンピース持ってた？』

ユナ『あっ、これ？これはこの日の為に買ったであります！』

私『なんだかますます緊張してきたんだけど……』

ユナ『確かもう席分かるんじゃない？行ってみる？』

私『うん。あーやばい……』

ユナ『ね、あたしもドキドキがやばい』

私『あれ？もしやあそこ？』

ユナ『あっ、うん、あそこだ！並ぼっか！』

私『うん。しかしすごい人だね』

あまりの人の多さにびっくりしながら、私たちは行列に並んだ