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……っ





…ベクに、キスされてる




嫌だ


やっぱり慣れてるみたいで




ああ、いろんな子にしてきたんだなぁ

そう考えると胸が痛い




久々に感じたベクの唇の感触





……




やめてよ…っ





「…大っ嫌い…っ」




私はベクの胸を押して、走って教室を出た




なかなか出てこない私達のせいでここのクラスの人たちが困ってたみたい




泣いてるのがバレないように髪の毛で隠しながらギョンス君の元へ向かった










……いない…っ


…どこ??ギョンス君…




ふと一人という事を感じて怖くなった




さっき離れた所に来てみたけどギョンス君の姿は見つからない




…どこ?


どうしよう…先生がきたら……どうしよう…



フラフラ歩いてみるもやっぱり見つからない





絶望的…






『お』



耳元で男の人の声が聞こえた




「うわ…!!…わ……」



いきなりで驚いてしまった








JH「1人じゃダメなんじゃないの」




昨日も同じ事…



「…ギョンス君が居なくて…」



私が答えると、ジフ君はあーっと言いながら頭を搔いた





JH「…体育館、行けば会えるよ」




…体育館??


体育館にいるの?



…あ、今からあれが始まるのか…






…………。





JH「ついてこい」



どうしたらいいかわからず、困ってるとジフ君がそう言ってくれた



1人じゃなくてよかった…





特に会話をすること無く、少し離れてジフ君について行った




離れないと、ジフ君が悪く言われてしまう







.




「わぁ…」




ザワザワしてて、圧倒的な人数の多さ



そしてまだまだ入ってくるせいで入口に立っていると流されてしまいそう




JH「はぐれるなよ」



さっきより遠くにいたジフ君が私の腕を引っ張ってくれて、その流れにのみ込まれずに済んだ





「ありがとう」


JH「…ん」




きっとジフ君も私の事が嫌いなのに…ごめんね。





人が少ない場所に移動して一段落しようとすると、見覚えのある人が壁に寄りかかっていた





JH「ギョンスー」


後ろにいたジフ君も気付いたみたいで、声をかけてくれた





「…ごめんね。」


ギョンス君は微笑みながら私達の近くに寄ってきた



DO「俺も、どこで待ってたらいいかわからなくて。

ごめんね」




首を横に振ると、またギョンス君はニコッと笑って私の指を絡めた








ステージが照らされ司会が煽ってる





『さて!始まりました!!



登場してもらいましょう!』

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POO(プロフ) - 時間が進むのが遅すぎて本当に申し訳ないです(ToT) (2017年3月1日 19時) (レス) id: 45d4ad2f38 (このIDを非表示/違反報告)
POO(プロフ) - みくさん» ありがとうございます(´;ω;`) (2017年2月28日 12時) (レス) id: 45d4ad2f38 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - とても面白いです!!更新頑張ってください! (2017年2月27日 18時) (レス) id: 7eba17b020 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:POO | 作成日時:2017年2月17日 22時

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