転校生の君 4 (ページ17)

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ジフのこんな所見たくなかったかもしれない

でも見せてくれて嬉しかったりもする

JH｢大好き、ずっとこれからも

私を好きになってくれて、そばにいてくれてありがとう

一緒にいたかったけど、辛すぎるって

誰にも言えなくて、怖くて辛くて苦しくて

どうしたらいいか分からないの

何をするにもあの先生が浮かんで死にたくなるの

ごめん

ジフ

愛してくれてありがとう

幸せでした

いつまでもその笑顔大切に

彼女作って、女の子と沢山遊んで、一途な貴方だから女ったらしって言われるくらい

今までできなかったことを楽しんでね

本当にありがとう。

…っ

…だってさ……

読み過ぎて覚えちゃった｣

カッコつけてるのか若干気だるそうに口角を上げるジフの頬に涙が伝った

JH｢忘れろって…無理に決まってんじゃん？｣

もういいってば

無理して笑顔を作るジフに胸が痛い

……大好きだったんだな、彼女のこと

JH｢お前は俺と違って既に気付いてあげてる｣

BH｢おーー…い……って…え？｣

するといきなりベクが教室に入ってきた

苦しそうに涙を流しながら微笑むジフを見て驚いてる

JH｢…

おお！ベク！勘違いすんなよ。目薬。｣

そう言って椅子から立ち上がり、ベクの肩を叩いて教室を出て行った

ベクの後ろに見えるジフは、手で顔を丁寧に拭いていた

……

…ジフにあんな辛いことがあったなんて

BH｢泣いてんのかと思った。

ルハン、午後残る？｣

ジフがいた所にベクが座り込んだ時、
教室にAとチャニョル、ギョンスが入ってきた

……良かった。無事で

チャニョルとAは手を繋いでいて、変な感情になった

出る時もちゃんと手を繋いでいて。

ジフ、
俺の出る幕なんて無いよ

LH｢午後も学校にいるよ｣

少し遅くなったベクへの返事

ベクはA達の姿をじっと見ていた

…幼馴染みだったっけな

どういう気持ちで見ていたらいいのか分からなくなった

.

CY｢みんなでカフェでも行こう｣

その一言からベクとチャニョルと俺でカフェに行くことになった

店に着く前なのに何にしようか話し出す2人

BH｢…いちごパフェとココア｣

CY｢コーヒー｣

…ついて行けねぇ

CY｢俺の奢りだから好きなもん注文しろ｣

店に着くなり、二人はそそくさ席に向かって俺は注文しに向かった