転校生の君 (ページ35)

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先生の後を付いていくと、

しばらく使ってなさそうな教室に連れてこられた

でも汚くは無い

…この先生は……確か…ジュノ先生？

全く関わりがない先生だ

JN｢…君の名前は？｣

答えると、深刻そうな、優しそうな表情を浮かべた

濡れた髪から、雫がポタポタと落ちる

JN｢…何でこうなったんだ？…誰に…｣

ハンナさん

なんて言えるわけない

絶対無理だよ

答えられないで俯いていると、先生は様子を伺いながら質問の仕方を変えてきた

｢…水被っただけです｣

変に答えたらもっと酷くなる

先生はハァーっと大きくため息をついた

JN｢…濡れてるけど大丈夫か？｣

｢大丈夫です｣

JN｢このままだと風邪ひくから脱げよ｣

……ん？

耳を疑った

JN｢風邪ひくから、早く脱ぎな？｣

……あ、ブレザーの事か

私はとりあえずブレザーを脱いだ

先生は片方の口角をあげて鼻で笑った

JN｢全部。早く脱ぎなよ｣

｢…え？先生何言ってるんですか…｣

意味わからない

全部脱ぐ…？

JN｢風邪引くって。手伝ってやるよ｣

そう言って先生は椅子から立ち上がってこっちに近付いてきた

…え？え？

｢…｣

先生は私の首に付いてるリボンをスルリと外して

捨てるように床に落とした

……何してるの？

次にブラウスのボタンを上から一つ一つ外し始めた

｢…え！ちょっと…！！！｣

先生の手を振り払って、少し距離をあけた

…怖いんだけど。え…？

JN｢いや、風邪引くから｣

先生は笑いながら、少し開いたブラウスの襟を掴んだ

先生の手を解こうと叩いたり引っ張ったりしても、

男の人の力ではビクともしない

｢…ひっ…！！！！｣

持っていたブラウスを両方に引っ張られて、ブチブチっとボタンが弾き飛んだ

……怖い！何されるの……怖い怖い怖い怖い怖い怖い…

隠そうと、手で抑えてても片手で机に押さえつけられた

先生はニヤッと笑って顔がどんどん近付いてきた

怖い

お腹や首に生ぬるい感触

怖くて声が出ない

助けて

JN｢今授業中だから誰も来ないよ

…そもそも君に友達なんかいる？｣

ハハッと笑った後、また生ぬるい感触を感じた

確かに、助けに来る人なんかいない

…助けて

ベク______________

先生は力を緩めることなく押さえつけて、下着に手を掛けた