転校生の君 (ページ20)

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少し経って戻ってきたルハン君

なるべく目を合わせないようにして、何も話さず学校が終わった

話しかけられないように、急いで教室を出てお店に向かった

…あーあ。何やってるんだろ

最近いい事がないな～

MN｢高校生ってかっこいい子多いよね～｣

ケーキを食べたりゆっくりしてる高校生を見ながら呟いたミナさん

ミナさんはカッコイイ人が好き

明るくていい人なのに、彼氏がいない。

MN｢いい出会いないかな｣

｢ありますよ、きっと｣

2人で顔を見合わせて笑ってると、すみませんとお客さんがやってきた

.

MN｢いつもいつも夜遅くまでお疲れ様…私変わろうか？｣

｢大丈夫。また何かあったら変わってもらいます！｣

気にかけてくれるミナさんは本当に優しい

またいつものように掃除を終わらせる

XM｢A｣

いつも優しく私の名前を呼んでくれるミンソクさん

ミンソクさんの声は落ち着く

XM｢働きすぎはダメだよ、おじさんに頼んでみたらいいのに｣

ミンソクさんも気をつかってくれる

父さんに頼めるわけがないよ…

｢ううん、大丈夫｣

不安しかない

ミンソクさんにも捨てられたらどうしようって

｢こうやって会ったときに、学校であったこととか毎回話していいですか…？迷惑かもしれない、けど｣

確かめないと怖くなってくるの

隣にいるミンソクさんは大きくため息をついた

XM｢もうこれ言うの50回目くらいなんだけどさ、

何でも話せっていつも言ってるし、俺はお前のこと嫌いにならないし、いきなり裏切りもしないから｣

……うざいかな

XM｢ウザイとかも嫌いとかも迷惑だとか何も思ってないから。

定期的にそれ聞くのやめよう？俺は大丈夫だよ｣

俺は大丈夫

｢ごめん｣

"俺はAを守るよ"

XM｢そして、すぐ謝るのもやめろ｣

｢ごめん｣

そんな事言っても不安しかない

…ミンソクさんだけは信じてみようかな

同じ学校ってわけじゃないし

XM｢これ聞いてきたって事は何かあったって事だからまた話聞くね｣

｢ありがとう。おやすみなさい｣

ミンソクさんと帰ってるとすぐ家に着いてしまう

ミンソクさんの笑顔に助けられてる

…学校頑張ろうっと！！

私は心の中で叫んだ