会えない時間と見えない気持ち (ページ46)

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無邪気ページ46

ギョンス君が注文してから30分くらいしてチキンが届いた

ベク『わーチキンチキン！』

セフン『うまそ～』

ギョンス『みんな手洗わないと』

ニョル『へいへーい』

ギョンス『沢山食べてくださいね』

ギョンス君は私に色々気を使ってくれる

JI『いただきます』

私『えっ』

みんなが手を洗いに行ってる間に、既に座っているカイ君

目の前に座ったカイ君がボソッと呟いてチキンの前に座って腕まくりを始めた

そして一つ、また一つと食べ始める

その美味しそうに食べてる姿に私は釘付け

そして一瞬カイ君と目が合った

私『あっ……口……』

カイ君ってば、タレを口に付けながら食べてる

そんな無邪気なカイ君がますます気になった

沢山注文したチキンはすっかりカラになって、みんな満足げな顔をしている

その時、ユナの声が背後から聞えた

ユナ『あ、あのー』

私『ユナ大丈夫？』

ユナ『うん、大丈夫！でもみんなで何してたの？いい匂い』

私『あっ、それがさっきまでチキン食べてて……』

ユナ『チキン……私が好きなチキン？』

私『ごめんもう、無くなって……』

ギョンス『あるよ！』

私『えっ？』