会えない時間と見えない気持ち (ページ28)

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コンシェルジュさんみたいな人ページ28

ユナ『ちょ、ちょっと！！Aのリアクションの方が驚くから！！』

どうやらユナは私のリアクションに驚いたらしい(笑)

私『ごめんなさい(＾＾；』

ユナ『ショートメールだ、ショートメール来てる』

私『うそ、なんて？』

〈36階まで来て〉

ユナ『だってさ』

私『えっ指定系？ねぇ、ユナやばいって！帰ろ！』

ユナ『もう、大丈夫だから行こう！あたしの勘が大丈夫だって言ってるんだから、ね？』

私『なにそれ、大丈夫だって勘って何さー(´⌒`｡)』

ユナ『じゃあコンシェルジュさんみたいな人と行く？』

私『コンシェルジュさんみたいな人と？』

ユナ『それなら怖くないでしょ？』

私『ま、まぁそうだけど、一緒に行ってくれるかな？』

ユナ『あのー』

私『ち、ちょっとーユナー』

ユナってば私が話をしている途中で既にコンシェルジュさんみたいな人のところまで行っちゃってるし

そんでもってコンシェルジュさんみたいな人は、私達と一緒に行ってくれるらしく、ユナは頭の上でOKマークを必死に作っていた

エレベーターの中に入ると、これまた広くてビックリしてしまった

私『すみません、着いてきてもらって』

コンシェルジュ『大丈夫ですよ、でも彼らのお知り合いの方か何かで？』

私『はい？彼ら……？』

コンシェルジュ『はい、左様でございます。』

私『……』

なんだかますます不安になってきてしまった。