会えない時間と見えない気持ち (ページ26)

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変な人～Jongin side～ページ26

そのころ閉店後のKAMONG CAFEでは……

JI『ヌナ～いつもの～』

JIヌナ『あら、お疲れ様！もう今日は終わり？

JI『うん、終わり。でこの後はスホヒョンとギョンスヒョンとセフンとご飯いく』

JIヌナ『そっかそっか！確かー今日はサイン会だっけ？』

JI『うん、そう』

JIヌナ『たくさん、来た？』

JI『うん、たくさん、たーくさん』

JIヌナ『お疲れ様です！はい、出来上がりましたよーはい、どうぞ！』

JI『ありがとう、いただきます！』

JI『あれ、これどうしたの？』

そう言ってカウンターにおいてあった携帯に目をやる

JIヌナ『忘れ物みたい。でもまだ取りにこないし連絡もないの、大丈夫かな？落とした人。』

JI『中、見てみた？』

JIヌナ『それはさすがに……あっちょっとジョンイン』

JI『あっ……』

待ち受け画面は女子２人の自撮り写真で、なんだか見覚えがあるなぁと思えば、今日サイン会にきた変な人が写っていた

じゃあこれはどっちかの携帯なのか

ープルルルル、プルルルルー

JI『わっΣ(￣□￣』

携帯を触ってると急に着信がなった

出てみると電話越しの人はなにかよく分からない英語みたいな言葉を話し始めて、その意味不明さに俺は笑いをこらえていた

結局どっちの携帯なのか最初は分からなかったが意味不明な話を聞いて、電話の人はあの変な人だってすぐ分かった