十話。 ページ10
〜小瀧〜
『来ちゃった♡』
そう言ってカーテンをシャっと開けると、
一瞬ビックリしたような顔をしてからニコォっという音が正しく感じる様な、
可愛らしい笑顔を見せてくれたAちゃん。
ここ最近の疲れやストレスはこれで吹っ飛んでいる。
「こんばんはっ。小瀧くん。」
のんちゃんと呼んでくれたのは初対面の時の一言の一回きり。
それ以来は、さん付け苗字呼び敬語だったのを無理言って君呼びタメ口にまで持って行った。
あわよくばとのんちゃん呼びしてもらおうとしたら、
ちょっと無理をした笑顔を向けられた事があった。
「小瀧くん別に毎日来んでも良いんよ?」
仕事大変しょ?アイドルなんから...。
と、また仕事仕事アイドルアイドル。
別に変な目でAちゃんを見ている訳ではなく、
単純に友達的なものとして、
___俺、個人を見てほしいなぁ...。
なんて。
今の関係を見るに烏滸がましい問題なのかもしれない。___
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みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年10月17日 12時) (レス) id: fdfb369b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xo | 作成日時:2018年10月15日 17時