三十七話。 ページ37
〜A〜
___さて、お昼を作ろう。
と、冷蔵庫を見ると、
有るのは材料じゃなく、
既にのんちゃんによって完成された
完璧なランチだった。
『レベルが、上がってる。』
日々上達する料理に私は完全に
胃袋を掴まれつつある。
ぶっちゃけ嫁に欲しい。
私よりよっぽどレパートリーも味も上だろうそれは、
のんちゃんの自分へのスパルタ感から来ているのだろうなと薄々思う。
仕事が半日だったりした時に偶に作る凝った料理もまた美味しいこと。
...彼は何処を目指しているのやら。
『いや、いやいやいや、美味。』
完全私好みの味に仕上げてあるその料理に普段全然私からしないLINEを送る。
A何レベル上げとるの、 お昼美味すぎよ。
一言送り画面を閉じようとすると、
小瀧くんホンマッ?嬉しいわぁ〜っ!
と、直ぐに今にも話しだしそうなLINEが帰ってきた。
____今日、ラジオの収録とか
言っとった筈なんになぁー。
と思いながら、
A仕事頑張ってなー。
と、照史が淳太に夫婦の様に辛い料理を食べさせられてる姿をテレビでチラ見しながら送ると、
ハート付きで、ありがとうなっ♡と送られてきて思わず鼻で笑ってしまった。
後々の放送されたラジオで濱ちゃんの
コラッ小瀧ッ収録中にメールすなッ!
と言うちょっと間抜けに聞こえるツッコミと、
んふっごめんやんっ♡
と今のLINEの様なハート付きののんちゃんの返しが流れるなんて私は知らない。___
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みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年10月17日 12時) (レス) id: fdfb369b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xo | 作成日時:2018年10月15日 17時