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三十二話。 ページ32
〜小瀧〜
『ただいまぁー。 あっ。
だから、家事せんと寝ててええて言うたやろ〜。』
「...こんくらい大丈夫だから。」
『ハイハイ気持ちだけ〜。』
仕事から帰ると、
やらなくて良いと言っていた掃除洗濯やら、
家事を軽く足を引きずりながらしているAちゃん、
手も麻痺していて細かい動きは出来ないようだった。
此処にAちゃんの親とタッグを組んで半強制的に住まわしてから早一週間程、
あの数日前の熱も環境の変化や気候の関係らしくもう出てないし、
問題ないのだが。
「...過保護やめてて言うとるでしょ...。」
そうお決まりの台詞を軽く睨みつけながら吐かれる。
日によっては調子が良い日もあるが、
それでも筋が痛むのか若干足を引きずっている所を偶に見たりする。
『過保護やないで、これは労りやで。』
そんな子に、一緒に住んでるとはいえ家事を任せるなんて俺には到底できない。___
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みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年10月17日 12時) (
レス) id: fdfb369b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xo | 作成日時：2018年10月15日 17時
