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三十話。 ページ30
〜A〜
『ンー...、喉乾いた。』
体が少し軽くなり、
喉の渇きも感じムクリと起き上がると部屋は真っ暗になっていた。
『...のんちゃん、
こんな所で寝たら風邪引くで...。』
何となく予想はしてたが生憎のんちゃんは床に座りながら私のベットに伏せて寝ていた。
『ああ、成る程。』
眼鏡をかけ耳を澄まし外を見るとシタシタと音が聞こえ雨が降っており、
だから傷が痛んで体が重かったのかと今更ながらに思った。
軽く関節をベッドで動かしてから、
ゆっくりとベットから降り立ち上がる。
『...案外行けるな。』
ゆっくり壁に伝いながら動かし辛くて違和感がある左半身に気を使いながら、
キッチンに向かい水だけ飲むと、
後ろからドタタッと慌てた様な足音が聞こえた。
「______Aちゃんッ....。」
いつの間に起きてたのか、
薄暗い部屋でも分かるような深刻な顔したのんちゃんが抱きつく勢いで此方に来る。__
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みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年10月17日 12時) (
レス) id: fdfb369b07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xo | 作成日時：2018年10月15日 17時
