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ってゆうところまで
シュミレーションしてみた。
よし、いい感じ←
「俺にしなよ、ほら、俺優しいし」
A「っ…もうべっちゃんのバカ」
あれ、早速シュミレーションと違う返事が来た
「え？な、なんでバカなんだよ」
A「私はペットじゃないんだから
捨てられた〜はい次の飼い主〜ってならないよ」
おぉ…うん、つまり軽い女じゃないって事ね？
「うん、だよな」
俺がそう言うとAが顔を上げて
上目遣いで俺を見た
A「私、アイリンオンニみたいに料理上手じゃないの」
「そんなの、俺が作ってやるよ」
A「だぁ！違う！それじゃ意味ないじゃん」
「え？なんで」
もう！全然シュミレーション通りにいかない！
A「あのね、ミンソクオッパに私のマンションまでいつも御足労頂いてるのに私ってば家事全然出来なくて1つも満足させてあげられないの。掃除してもなんか散らかっちゃうしアイロンかけると焦げちゃうし料理はもう破壊的にダメみたいで、そりゃミンソクオッパも呆れるよねって落ち込んでたの。でも落ち込んでる暇があったらもっと努力しなきゃダメだって思って今日テヨン……あ、仲良いオンニに料理教えてもらって差し入れ作ってきたの。でもアイリンオンニも持ってきてたみたいで美味しそうにみんな食べてて私が作ったのなんて出せないなーってまた落ち込んでたらミンソクオッパが…アイリンオンニにっ…うわぁぁぁぁぁぁあんっっ」
はぁ………だよな、うん、そうだよな
さよなら、俺の甘い妄想
つーか途中言い直すなよ
なんだよ仲良いオンニって
普通に言えばいいだろくそっ
Aはまた俺の胸に顔を寄せて
鼻水でも拭いてんのかってくらい押し付けて
ミンソクオッパ〜って泣いてるし
いや待てよ、まだ望みはあるな
「ミンソギヒョンなんてやめて俺に「バカにしてんの？」
俺にしなよ、ってさえも言わせてくれないし
なんならジロっと俺を睨んでる
A「ミンソギヒョンなんて、って何よ。べっちゃん私に喧嘩売ってる？やる？表出る？」
「んーん、ごめん、言葉のあやだよ」
望みは消えました。
A「ならいいけど、気をつけてね」
そう言ってまた俺の胸に顔をスリスリしてきて
このお姫様は何なんだ、と虚しくなる
まぁ泣き止んだからもういいや
俺に縋ってくれただけで嬉しいし
今ならうるさいミンソギヒョンもいないし
Aをぎゅっと抱き締めてその感触を堪能しよ
.
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作者名：nagisa
| 作成日時：2017年1月20日 18時
