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と、ゆうわけで
Aがいらぬ知識をこれ以上増やす前に
俺達で何とかしようって話になって
今日はAのマンションに突撃訪問を試みる
マンションの鍵はロックナンバー式だから
勝手に部屋に入る事なんて
親友の俺にとっちゃ容易いわけで
「032699…と」
BK「ミンソギヒョンの誕生日と背番号かよ！」
「うん、簡単だろ？」
そんなわけで、こ〜っそり、侵入成功
お取り込み中だったらすぐに退散すると心に決めて
ゆーっくりリビングの方へ近付くと
聞こえてくる2人の声
XM「だから、それじゃダメだってば」
A「えぇ…こう？」
XM「違う、そうじゃない」
A「ん〜……こう？」
XM「あーもういい」
A「あっ！待って…ちゃんとするからっ」
XM「いい。Aに頼んだのが間違いだった」
おおぉぉぉぉ！？！？！？
な、な、な、な、何だと！？！？！？
これは…本当に調教されてるのかもしれない←
3人も目を大きく開いて
ベクなんて顔が真っ赤になってる
CY「やっぱりアレさせられてんだよ！」
DO「でも下手みたいだね」
BK「ミンソギヒョン…本当に鬼畜だな」
「Aや…可哀想に…」
コソコソと話していると
リビングからすすり泣く声が聞こえてくる
A、泣いてる…？
Aは頑張ってるみたいなのに
アレが下手だからとミンソギヒョンに怒られちゃ
そりゃ泣きたくもなるわ
それに、Aに頼んだのが間違いだったって
じゃあ誰に頼むつもりなんだよ！！！
やばい、イライラしてきた
BK「A泣いてんじゃん…」
CY「うん…なんか、俺まで泣きそう」
DO「Aは経験が浅いから仕方ないのにね」
本当だよ、仕方ないじゃん
「ちょっと俺我慢出来ないかも」
俺がそう言うと3人もうん、と頷いて
意を決してリビングのドアを開いた
.
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作者名：nagisa
| 作成日時：2017年1月20日 18時
