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「え!?嘘でしょ!?」
朝突然言われた。
(父『手違いであのヤンキー校、『笹目高校』にAが入学することになってしまった。本当に済まない。』
『笹目高校』
この地方でかなり有名なヤンキー校。
一般人が足を踏み入れようが、一瞬で死ぬ。(と言われている)
「手違い直せないの、?」
(父「不正が無いと…言い張るから…本当に済まない。」
「…分かった」
ー
笹目高校の制服を着、髪の毛を整える。
地毛が偶然にも茶髪だったのが救い、これで一般人とかはバレないだろう…
「…行ってきます」
ー笹目高校
校門に近づく度、心臓が鼓動を早くする。
大丈夫…息を整えて…
よし、行くぞ。
校門を通り、クラス表を見る。
『1-2』に自分の名前が割り当てられている。
クラス表の下には『席は自由に座ってください』
なんだそら。
ま、まぁいいとしよう。
ー教室
適当に窓際の席へ座る。
周りを見るとグループで固まっていたり、2人、3人…
一人の人なんて私しか居ない。
友達も誰も居ない中完全に孤立。
でもそれがいいし…このまま卒業しよしよ…
ー放課後
あっという間に放課後…なんにもしてないのに疲れた。
荷物を持ち、帰ろうとした時だった。
(???「ねぇ、そこの君」
「わ、私ですか、?」
金髪の髪の毛にピアスをバチバチきめた男の人に話しかけられる。
同級生とは思えないくらい。
(???「そうそう、『一般人ちゃん』…」
一般人ちゃん…!?
「な、な、なんで分かって、!?」
(???「だって、ここで敬語の奴なんて教師くらいしかいねぇし、ピアス、ましてやイヤリングすらつけてないヤンキーなんているわけないからな」
「そうなんですね…帰ります…」
そういうと、こっちに寄ってくる。
(???「おーおー、そう硬いこと言わずによ、友達なろ」
「わ、私とですか…?」
(ミ「俺、『ミズキ』。お前は?」
「えっと…Aです」
(ミ「A、よろしく」
「あ、よろしくお願いします…」
ヤンキー校に入学して初めての…友達
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せれぼ(プロフ) - おかえりなさい(><) まってました!! (2021年3月24日 6時) (レス) id: 290bada2c1 (このIDを非表示/違反報告)
遠藤(プロフ) - 山崎石さん» ありがとうございます!無理せず頑張ります〜!! (2021年3月23日 0時) (レス) id: fdfa9c9373 (このIDを非表示/違反報告)
遠藤(プロフ) - ゆぅさん» ただいまです! (2021年3月23日 0時) (レス) id: fdfa9c9373 (このIDを非表示/違反報告)
山崎石(プロフ) - おかえりなさいです、、!!更新、無理せず頑張ってください、、!(お前誰ー) (2021年3月22日 22時) (レス) id: f68424a15e (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅ(プロフ) - 遠藤様…!!おかえりなさい…!! (2021年3月20日 16時) (レス) id: bc2226c39f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遠藤 | 作成日時:2020年12月28日 20時