蜂楽 廻の可愛がり日記。2

あったかぬくぬく ‪☆ ちゃむ様リク ページ45

『…ぅぐぅ〜……』

「大丈夫？」

『……ぅ〜』


……こりゃ重めの日だ。

毎回痛みはあるみたいだけど、いつもは会話出来る。
でも今日は会話にならない。
こういうときは、喋ることも難しいくらいの日だから、枕元に薬とかいろいろ準備した


「あっためるのがいいんだったよね？
だったら、俺も入っちゃおー♪」


布団の中でまるまってるAにくっついた。


『…めぐ、』

「大丈夫大丈夫！
薬もぜーんぶ準備したし、俺も一緒にゴロゴロするから温かいよ♪」

『……遊ぶのはむりだよぉ…』

「遊んでほしいんじゃないよ！
Aにくっついてたいだけだって♪」

『……ぅう〜…』

「つらいんでしょ？
いいよ、寝てて」

『……やだ』

「なんで？」

『やだやだやだぁー』

「えぇ！？なんで急に駄々っ子なのーー！？」



Aの駄々っ子スイッチが急に入ってビビる。

なんで？身体つらいのに…え？？
いつもなら素直に聞いてくれるのに、今日は全然素直に聞いてくれなくて俺がテンパるよ


『……だって、めぐと遊びたい…』

「なぁにそれぇ〜♪
そんな理由で駄々っ子してんの？可愛い〜〜♪」

『……きのうも遊んでない』

「しょーがないじゃん、Aつらいつらいでしょ？」



昨日も今日と同じ理由で遊べてないことに不満がかなりあるみたい


『…ぅう』

「だから、遊ぶのは調子よくなってから！ね？
こうやってずっとくっついとくからさ♪」

『……ぅん』

「そしたら温かいし、薬もさっき飲んだから痛みとか、マシでしょ？」

『…うん、痛くない』

「なんならずっとお腹撫でててあげるけど？」

『……それは、いいや』

「照れてんのー？
にゃはは♪Aってやっぱおもしろっ♪」


俺もAと遊びたいけど、
ぶっちゃけ遊べなくてもAと一緒にいるだけで楽しいから、こんな日があっても全然いい。


「よしよし♪痛いの痛いの飛んでけー！！」

『…めぐ、うるさい』

「あ、めんごめんご♪
静かにするから許して♪ね！」

『…ぅん』



ウトウトしてるAに反省ゼロの謝罪をすると、Aはウトウトしてるからちゃんと聞いてなくて簡単に許しちゃった
反省ゼロの謝罪なんていつもだと怒るのに♪


「いい子いい子♪
あったかぬくぬく…はぁ、俺まで眠くなってきた…」

『…ずっと、ぎゅーってしてくれるんだったら寝ていいよ』

「お易い御用！」

『……あったかぬくぬく…』

「……ｽｰ…」


A温かい…




『…めぐが先に寝ちゃった…』

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