蜂楽 廻の可愛がり日記。2

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Aがずーーっと俺で遊ぶ。
適度な加減で触れてくれるから痛みもない。

Aの柔らかい手…心地いい……

…こんな生活も悪くないかも。



「……っ」

『ん？痛かった？』

「いや、痛くない。でもなんかビクってした」

『…なんでだろ？』

「…猫は敏感だから？」

『かも…。まぁ元々めぐ、耳弱そうだしね♪』

「何言ってんのー？そんな事ないけど」

『またまた〜』

「…っ、ちょっと！」



Aが耳を軽くかじってきた。
そしたら、ゾクッとして身体がはねた。


『めぐ、びくんびくんしてる』

「A…」

『怒った？』

「いーや？でもあとで覚えとけ…とは思うけどね♪」

『……あ、』

「にゃはは♪俺の番だね！」


俺で遊ぶAを押し倒した。



『…たまには遊ばせてよ』

「十分遊んでると思うけど？」

『…うー……いたっ』

「にゃは♪
Aの耳、小さくって可愛い♪」



さっきの仕返しのつもりでAの耳を噛んだ。
Aは優しくかじってくれたけど、俺は優しくないから普通に噛んだ。


『……痛いよ』

「誰も痛くしないなんて言ってないし♪」

『……っ、』


今の俺は猫だから、猫らしくペロペロ舐めまくった。
Aの小さい耳があっという間にべちゃべちゃになるほど


「…可愛い耳
こんないつでも食べていいよって言ってるようなもんをいつも晒してるなんて、困った子だねぇ、Aは♪」

『……、もう…っ、いいから…っなめなくて…！！』

「やーだ♪
だって今の俺は猫だもん
猫は大好きなご主人様をペロペロするでしょ？
それだよそれ！だからやめませーんっ♪」

『…もうっ』



舐めても噛んでも物足りない。
柔らかい……ぷにぷに……
好きだなぁ…Aの耳。


『めぐぅ…っ』

「にゃはっ♪
可愛い〜〜♪」

『……むぅ、ごはん、猫ちゃん用のにするよ…！カリカリ！』

「え…っ？あ、そーくるの？
それはやだなぁー」

『じゃあもうだめ！』

「Aのくせにっ♪」

『……っ、だめってば！』



やめて欲しさに変なこと言い出したAの耳を更に強い力で噛んだ。
痛がってるの可愛い♪



「にゃーんっ♪」

『可愛く言ってもダメなのはダメ……っ！』



可愛いから、とめられないよね♪



「だーめ♪」




まだまだ、いーっぱい遊ばせてね？

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